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674.381系「やくも8号」 阿哲峡俯瞰
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2022.11.09 伯備線 備中神代-布原 NikonD850 AF-SNikkor35㎜F1.8G ISO200
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私がいすみでマーク無しのキハ28を撮っていた頃、関西-D.W先輩はまだ時期尚早とは思いつつも阿哲峡に出
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撃し、そこで意外にも見頃が近づいた紅葉と多くの鉄仲間を目の当たりにしたという。 となれば、こちらもうかうか
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してはいられない!翌週の水曜休みは伯備線を目指すことにした。
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といっても平日なので自力で現地に辿り着かねばならない。たとえ「サンライズ」で乗り込んでもレンタ屋が開くの
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を待っていると9時半通過の「やくも8号」は時間的にギリギリ。 久々に時刻表と睨めっこして岡山前泊、伯備線の
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始発に乗って備中神代から歩き鉄がベストという結論に至った。全国旅行支援で宿代は安くなるし、駅から撮影地
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までは1km強、アングル決め打ちのツアーなので標準・広角にレンズを絞って学生時代のように徒歩移動も悪くな
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い。火曜帰宅後、皆既月食と天王星の大接近という天体ショーに世間が湧く中、新幹線で一路西に向かった。
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旅行支援のクーポンを使って、ホテルの隣の焼き肉屋で一人前夜祭。予報は上々、夜空にはいつもの色に戻っ
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た満月が輝き、寝坊という人為的ミスさえ犯さなければ負けることはないだろう。早々に床に就き、翌朝は予定通り
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5時25分発米子行きに無事乗車した。車内にはハスキーを持った鉄と思しき人物が数名。1人は備中川面で降り、
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7時過ぎの備中神代で下車したのは私ともう1人。同じ阿哲峡を目指すとのことで、ともに崖上に登頂した。
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現地は早くも10本近い三脚が並んでいたが、幸い持ち主の多くは団長氏はじめ身内の諸兄で一安心。横がちア
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ングルをチビ三脚でキープし、正面がちの立ち位置に機材をセット。谷間に漂う霧は先行するロクヨン貨物の登場
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とともに切れてきた。9時を回ればド快晴。新緑の頃と同じ構図で構える中、錦秋の渓谷に轍の音が響いてきた。
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