撮影日記-新作公開-




















































NO. 672
DATE 12.06
672.EF64-1000重連8084レ 伊奈川橋梁 
2022.11.02 中央西線 大桑-須原 NikonD850 SIGMA50㎜F1.4DG HSM ISO200
  前回の小湊タラコ40で完全復調した後は、次の日曜が休日出勤だったものの見事どん曇りでこれをやり過ごし、
 1週間ぶりの水曜休みを再びバリ晴れ予報で迎える最高のローテーション。 日本シリーズ第5戦の吉田正尚の如
 く?ようやく勝負強かった頃の私が戻ってきたようである(笑)。翌3日木曜も文化の日で貴重な連休となるが、その
 日はいすみでラストラン迫る看なしキハ28の勇姿を拝みたい。というわけで、単発出撃できる範囲で被写体を探す
 と、西線貨物が原色重連になりそうな模様。高速深夜割が効く未明出発で秋色の木曽路を目指した。
  いつもなら岡谷JCTから伊那谷に入り、権兵衛峠を越えて宮ノ越に降りるのだが、今日は沿線の紅葉の具合をつ
 ぶさに見ようと塩尻ICまで北上して西線に入った。洗馬を過ぎると山間の霧が抜け、高い秋の空に錦に染まった山
 山が迎えてくれる。過去2年の実績だと文化の日は鳥居峠付近が見頃になるが、今年も例外ではないようだ。結局
 去年満額回答を得たのに、気付くと奈良井宿の俯瞰に車を走らせていた。先客はいるもののまだいいポジションは
 空いている。 こうなれば本ゲバを立ててしまうのは人情というヤツで、前回はヨコ構図だったので今回は105㎜タテ
 で列車を待つことにした。ただ、前日からいるという先客氏に尋ねると、この春の改正で停車駅が変わった関係で、
 大桑付近への追っ掛けはかなり厳しくなったという。撤収を迅速にするためにD850一丁で8084レを迎え撃った。
  宿場町の脇を駆ける原色重連を押さえた後は、モニターを確認する間もなく車に飛び乗って沿線を南下。幸い低
 速トラックに阻まれることなく木曽福島を過ぎ、右岸道路で須原にワープすることができた。とはいえ先行時間はほ
 んの僅か!伊奈川橋梁の袂から立ち位置に駆け上がり機材をセットすると、すぐにヘッドライトが見えてきた。





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