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670.赤沢森林鉄道ボールドウィン1号 森林鉄道記念館バルブ
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2022.10.23 赤沢森林鉄道 森林鉄道乗車場 NikonD850 AF-SNikkor20㎜F1.8G ISO200
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日中の保存車両の本線運転のイベントが終わると、次は森林鉄道記念館前のお楽しみが幕を開ける。現役DL
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が最後尾からプッシュする形で、温根湯DLを先頭に理髪車・運材車の編成が構内運転を2往復、続いてボールド
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ウィン1形が同じ編成を牽いて2往復。すっかり山入端に陽が落ちて徐々に周囲が薄暗くなっていく中、さながら現
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役時代のような1枚を残そうとサンニッパの顔面撃ち構図で列車を切り取った。
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それが終わると、いよいよ本日のメイン、ボールドウィンの夜間撮影会である。夕方にはすっかり雲が消えたお蔭
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で、日没後の空の色が美しい。夜の帳が降りるまでのしばしの間、天空が群青色のグラデーションに染まるブルー
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モーメントと小型古典蒸機の組み合わせが今日一番のターゲットである。
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ベストポジションは、前日からこのツアーに参加している関西-D.W先輩とK林氏が迷うことなく押さえていた。背後
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の電柱を隠すために思い切ってカマに寄って広角で呷る。 最初は28㎜で無難に撮影。スタッフの方が発煙装置で
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上げてくれる煙とドレーンが照明に照らされて実に幻想的である。満足! が、隣を見ると先輩2人は更に広いレン
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ズを構えている。ならばと私も20㎜を引っ張り出して装着。おぉ、残照から漆黒へと続く空のトーンがさらに映える!
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車両は動かないが、煙の形は刻々と変化する。納得の1枚が撮れるまでひたすらシャッターを切り続けた。
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すっかり陽も暮れた18時をもって撮影会は終了。主催者の神谷武志氏と林鉄スタッフ、観光協会の方からご挨拶
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があってお開きとなった。中国でギリギリ間に合わなかったC2の走る林鉄、アメリカで魅せられたナローのボール
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ドウィンが同時に楽しめるようなこの企画。充実したツアーを開いて下さった関係者の方々に感謝を申し上げたい。
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