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が入る。曰く「山頂にそろそろ人が集まり始めた、登頂するなら急ぐべし」添付された写真を見ると、すでに立てられ
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た三脚には朝日が差しているではないか! 寝ぼけた頭ににわかにスイッチが入り、スクランブル発進。ひと山越え
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て竹野の駅近くの駐車スペースに車を停め、荷物をまとめて登山道にアタックした。
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寝不足のせいか、7月の急行「津軽」以来2ヵ月近くも山登りをしていなかったせいか、とにかく息が切れる。斜度
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はキツくないものの、ダラダラ登り続けるルートに疲弊しきった頃、先客たちの声が聞こえてきた。確かに人は集ま
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り始めていたが、まだまだ身内の諸兄が多数。それに若手鉄ちゃん諸氏のナイスファイトで視界が開けたとのこと
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で、前列ローアングルに無事三脚を立てることができた。D850に105oでヨコ、Z7Uに70-200oの120o相当でタ
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テ、そして動画用にPENFをセットして、後は昼までひたすら待機である。とはいえ、後から後から登って来る同士の
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中には旧知のお仲間もいて、山の上は半ば同窓会状態になっていった。天気も9時を過ぎるとすっかり晴れ模様。
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キハが来ればアングルを確認し、日陰に退避しては鉄談議を繰り返すうち、いよいよ通過まであと数分となった。
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総員配置についてファインダーを注視!数年ぶりの非電化大サロ、バリ晴れ激海金色田んぼときたら失敗は許
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されない。一同構図・ピント・露出の確認に余念がない。と、雛壇後方から小さな悲鳴。よく見ると手前の田んぼを
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雲の影が横切り始めた。通過5分前にして画面はマンダ〜ラ。だが、強気な我々の念が勝ったかすぐに影は消え、
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その後は雲影の通過コースはアングルの外に外れた。「踏切閉まりました!」の声とともに、静まり返った山の上ま
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でDDの唸りが聞こえてくる。列車が切り位置に差し掛かると、密集隊形を組んだ鉄ちゃん諸氏によるシャッターの
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集中砲火。一同会心の手ごたえを感じたようで、通過後は誰からともなく歓声と雄叫びが湧き上がったのだった。
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