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667.381系「やくも9号」 榎踏切
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2022.08.28 伯備線 根雨-黒坂 NikonD850 AF-SNikkor28㎜F1.8G ISO320
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8月最後の週末、今さらかい!という感じではあるが、ようやく西日本に晴れマークが付いた。信憑性は怪しいも
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のの、ここは限定1シーズンの特急色「やくも」と金色田んぼの組み合わせに賭けて重い腰を上げるべし! 関西-
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D.W.先輩と京都合流を約束して家を出た。
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ところが間が悪いとはこのことで、地元の駅で東京行きの電車を待っていると、背後から職場の同僚に声を掛け
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られた。百戦錬磨の擦り切れかけた鉄用勝負服に機材満載の大型ザック、三脚こそ先輩に借りる予定で担いでい
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なかったのが幸いしたが、それでもこんな格好を普段スーツで接している仕事仲間、しかも異性に見られるのはな
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かなか恥ずかしいものである。 その上、行き先を聞かれて「とりあえず京都(汗)」と答えると、どこに泊まるのかと問
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われる。 「実は、京都から先輩の車で岡山に…」、さらに岡山のどこに行くのかと尋ねられるものだから、「新見の
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奥のごにょごにょ…」と決して一般人には理解されない行動予定を洗いざらい吐き出すことになってしまった。冷房
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全開の総武快速車内でなかなか汗が引かなかったのは、決して夏の暑さのせいだけではなかったはずである。
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翌朝は阿哲峡俯瞰に早くから陣取るも、ウソ予報に踊らされて全く晴れる気配もないどん曇り。 さっさと見切りを
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つけ、備中神代で駅舎を絡めて撮ろうかと移動すれば、駅舎は解体工事ですっかり姿を消していた。まさに泣き面
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に蜂。往路は適当に撮って、光線は硬いが復路の田んぼアングルで本気の勝負。雲の切れ間を追い掛けて根雨
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-黒坂に三脚を立てた。13時少し前、田園地帯に颯爽と現れた特急色を広角で仕留めてどうにか1勝!その後は
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ロクヨン更新色の貨物を1枚だけ撮り、件の同僚のためにきび団子を調達して帰路に就いたのだった。
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