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665.七夕飾りとキハ47・47 嘉例川駅ホーム
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2022.08.10 肥薩線 嘉例川駅 NikonD800 AF-SNikkor35㎜F1.8G ISO250
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ここ数年、多忙な仕事の合間を縫うように活動が続いているせいか、いつも撮影は被写体と撮影地を絞ってヒット
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&アウェイ。確かに飛行機や新幹線を使って前乗りしレンタカーを駆使すれば、令和の今日全国日帰りできない所
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はほとんどない。 だが、こうしてオトナの力を行使して想定通りの絵が撮れれば嬉しいのは間違いないが、その一
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方でふと目についたフォトジェニックな情景を切り取るという心の余裕がなくなっていたのもまた事実。そんな反省を
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踏まえて、今回のツアー最終日は、鹿児島空港への帰り掛けに嘉例川駅に立ち寄ろうと考えていた。
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指宿枕崎線の午前最後の列車を、雲に隠れた開聞岳バックのオーバークロスで見送っていざ撤収。昼頃には築
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120年の木造駅舎に到着した。天気は程よく曇り空。7月に写真家米屋こうじ先生の写真展を見に行った時に、「木
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造駅舎は天気が悪い時のフラットなライティングこそベスト」と言われたが、その好条件に恵まれたといえる。
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普通に建物を撮り、ベンチや出札口などにもレンズを向ける。 それでも、これではただのカタログ写真。さて何か
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ないものかと改札を抜けると、旧暦の七夕シーズンだからか、笹に短冊を結び付けた装飾が施されていた。これ単
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体でも悪くはないが、せっかくなら列車を絡めたい。 時刻表を見ると、間もなく普通列車が来るようだ。とりあえずD
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800に持参した中で最も広い35㎜を付け、ローアングルでセット。短冊の合間から駅名標が見えるようにして、木製
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ラッチを右下に…あれこれ考えている間に、白に青帯のキハ47がゆっくりと滑り込んできた。列車のドアが開いたら
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撮影開始。しかし画面がやや窮屈。28㎜を持参していれば…後悔先に立たずとはこのことだが、帰宅後ザックを開
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けると奥のポケットに28㎜が鎮座していた。なんで気付かなかったのか…自宅で更なる後悔に悶えたのであった。
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