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663．向日葵とキハ47・47 集川橋梁
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2022.08.08 指宿枕崎線 西頴娃－頴娃 NikonＺ７Ⅱ SIGMA50㎜F1.4DG HSM ISO200
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夏の津和野は呪われている。昨年に引き続き「ＤＬやまぐち号」が走り、しかもお盆期間にＤＥ重連のサービス付
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き。当初予定していた北海道行きをキャンセルし、アンテナ山の青野山添えか、色付き始めた田んぼの中の十種
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ヶ峰俯瞰か…と“撮らぬ”狸の皮算用で妄想ばかりを膨らませていた。ところが、８月になってみると日本列島に沿
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うように帯状の雲が横たわり、週末の山口線は絶望的。それどころか、夏期休暇期間中はほぼ全国が雨天曇天
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のオンパレードで、アテにならない天気予報は今さらながらに「太平洋高気圧の張り出しが弱く…」などと宣ってい
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る。今年の夏はチベット高気圧とのダブル攻撃で酷暑になると意気揚々と宣言していたのはどの口か！とツッコミ
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どころ満載である。関東の猛者ですら「背中とソファがお友だちになっちゃってるよ～」と動く気配すらないこの夏休
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み。しかし、このままでは年に一度のアタマを空っぽにできる貴重な機会が無駄になってしまう！目を皿のようにし
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て各地の天気予報を隈なくチェックしていくうち、帯状の雲から外れた九州最南端に一つの活路を見出した。
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そうだ、指宿枕崎線に行こう！前々から気にはなっていたものの、白いヨンマルだけでは重い腰が上がらない…
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と後回しになっていた。だが、こんな時こそ訪れ頃。さっそくマイルで航空券を押さえ、南九州に乗り込んだ。
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鹿児島界隈にレンタの空きがなく、夕方の便で熊本に飛んで九州道を南下する。深夜のうちに沿線に入ってマル
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ヨした。翌朝はとりあえず有名ポイント頴娃の集川橋梁へ。と、幸先よく、手前に満開の向日葵畑を見つけた。青い
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空、白い雲、力強く咲き誇る黄色い花！これぞ探し求めていた夏のイメージである。たまたま遭遇したまったり屋氏
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とローアングルでカメラを並べる。間もなく、鋭い朝日に照らされて２連のキハ47がゆっくり姿を現した。
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