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662.えちごトキめき鉄道455・413系 片貝棚田カーブ
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2022.07.31 えちごトキメキ鉄道 関山-二本木 NikonD850 AFDCNikkor135㎜F2 ISO200
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今年は「梅雨明け宣言」だけはやたら早かった。まぁ、どうせ気象庁の期待値先行の予測だし、昨年だって例年
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より早めに宣言が出た割にはお盆は悲惨なまでの雨続き。この夏もぬか喜びに終わる可能性は大ありである!
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…と覚悟はしつつも、今ここにある晴れを活用しないと鉄はできぬ。この日は日本海側のお日様マークに誘われる
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ように、えちごトキめき鉄道の急行色を撮りに出掛けた。
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ここに国鉄色が復活して以来、妙高バックを4シーズン揃えたいと狙っていたが、北西季節風にやられて最難関
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と思われた冬がビギナーズラック?で極まる一方、天候に恵まれるはずの夏がなかなか難しい。確かに晴れは晴
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れだが、湿度が高いせいか山のピークに雲がかかる。青空に夏雲は絵になるとはいえ、特徴ある山容が隠れてし
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まっては元も子もない。今日も懸念した通り、山の頂は雲の中だった。でも、それならそれで撮りようがあるのが片
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貝の撮影地のいいところ。最高条件だとスルーしてしまう棚田のカーブで往路を迎え撃つことにしよう。
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田んぼと列車と背景のバランスを考えて三脚を立て、D850に135㎜で構図をセット。 9時半少し前、蝉時雨の中
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鋭いタイフォンが響く。間もなく聞き慣れたモーター音を響かせながら、急行色がゆっくりと勾配を登ってきた。
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この後返しを田んぼメインで撮り、そのまま日本海ひすいラインに転戦。日中は陽が高くてどうしようもなかったが
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最後の1往復は光線も寝てきてまずまずの感じ。しかもよく見ると、これまで目障りで仕方なかったタイガーロープ
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がきれいさっぱり取り払われている!梶屋敷付近に手頃な直線を見つけ、15時台の急行3号を編成撮りで仕留め
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た。7月にしてこの成果は大満足。しかし翌月があれ程悲惨な天気になるとは、この時はまだ知る由もなかった。
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