撮影日記−新作公開−




















































NO. 66
DATE 09.07
66.485系「雷鳥95号」 びわこバレイ大俯瞰
2009.08.14 湖西線 志賀−蓬莱 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED RVP100
  今夏は天候不順に悩まされ続けたが、休みも終わろうかという頃になってようやく天気が安定してきた。待望の晴
 れ予報で狙うは、秋改正で削減が決まっている485系「雷鳥」! 新疋田界隈や湖西線内に山積している課題を消
 化しなければならない。LIBERTY氏に誘われて、白い特急レガシィ号で湖北路へと向かった。
  第一目標は新疋田ループ俯瞰の「日本海」だったが、敦賀は悲惨なほどの雨模様。まったく話にならず、我々は
 滋賀県北部の晴れ予報に一縷の望みを託して湖西方面に南下した。近江高島までくると、予報通り思わず目を疑
 うほどのドバリ晴れ。これは鵜川の大S字で「雷鳥34号」が極まるか?と期待が高まる。しかし!某掲示板によると
 今日の運用はパノ編成(泣)。こうなったら最終手段、この天気ならではのマル秘アングルに行ってみることにした。
  ロープウェイを降りると、下界の猛暑が嘘のような涼風に包まれた。展望台付近からは、夏とは思えぬ澄んだ空
 気の下、湖西定番の琵琶湖バックアングル、志賀−蓬莱の築堤が遥か眼下に望まれる。ここは比良山系のびわ
 こバレイスキー場。冬以外も高原公園として営業しており、学生時代に来た記憶では、長玉でも貨物が真横でフル
 編成載ってしまうくらいのスーパー大俯瞰が撮れたはずである。今回の装備はバケ4&サンニッパ。視界の抜ける
 立ち位置を探し出し、14時過ぎから2丁据えてめぼしい電車が来る度にシャッターを切った。「雷鳥」も当然X!恐
 らく湖西沿線随一と思われる高度から、湖畔を行く特急色を撃ち下ろすことができた。
  が、地獄はここからだった。勢いで関西まで来たものの、東名上り線が地震の影響で一部通行止め。迂回路の
 中央道も大渋滞。思案の末、帰路は北陸〜上信越〜関越道回りで大迂回した。家までが実に遠かったなぁ…。





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