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655.キハ47・47 濱須井海岸
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2022.05.04 山陰本線 竹野-佐津 NikonZ7Ⅱ AF-SNikkor35㎜F1.8G ISO200
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鎧の袖俯瞰の後は居組の林道俯瞰をロケハンするが、木が伸びて編成が抜けないうえ、来るのはキハ126ばか
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りで諦めた。ならばと午後の目標だった諸寄俯瞰に下見に行くと、こちらもバイパスの完成や樹木の成長などでア
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ングルが瀕死の状態…。18年ぶりに訪問したが、さすがに時の流れを痛感した。
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では他にいい場所がないものか?目を付けたのが浜坂以東の海沿い区間。竹野-佐津-柴山などは確か渋い
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撮影地が点在していたはずだ。途中新緑に包まれた相谷信号所跡でキハを1本撮って、佐津から竹野方向に国道
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を進む。最初に線路が見えるのが浜安木海岸。 だが、立ち位置の木が伸びてきれいに築堤を見渡せる足場がな
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い。ここもダメか…。そこからさらに2~3km行くと、次に見通しが効くのが濱須井海岸。ここは道路の高さ・角度的
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に自由度が高そうである。岩場の突端から標準やや広めで構えると、箱庭のような入江を構図にまとめることがで
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きそうである。D850にSIGMA40㎜、Z7Ⅱに35㎜の2台を構えて列車を待った。
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15時台の列車はキハ41の単行だった。列車の存在感的に単行は物足りないので次に期待。そうこうするうち、右
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手前の岩場にと集落に影が迫ってきた。列車通過まであと5分!早く来てくれ…。祈るような気持ちでレリーズを握
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って間もなく、タラコの2連が画面左から姿を現した。
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これにて新緑の山陰東部ツアーは打ち止め。城崎温泉で関西-D.W先輩と別れ、「こうのとり」~「はしだて」と乗り
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継いで京都から新幹線で帰京となる。381系時代に喜々として追っていた列車たちもいまや全て新型となり隔世の
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感があったが、最後に乗った「はしだて」だけはKTRのキハ運用で、熱いディーゼルサウンドに萌えたのだった。
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