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653.381系「やくも9号」 安来大山バック
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2022.05.03 山陰本線 安来-米子 NikonD850 AFDCNikkor135㎜F2 ISO200
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次の国鉄色は「やくも9号」。原形顔が先頭だが、昼前後に北に向かうというどうにも食えないスジである。まぁ山
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間部を走る伯備線だけに部分的に南を向くカーブもあるにはあるが、5月のこの時期に撮るのは適さない。勝負で
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きそうなのは安来の大山バックのポイントだった。ここなら通過が13時半頃、線路も西を向いているので面にも陽
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が当たるだろう。中国地方の秀峰大山がバックに入るとなれば文句なし!というわけでまったりと現地に向かった。
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車の停め位置が厳しいとは聞いていたが、どうにかスペースを見つけて立ち位置へ。溜池の畔には早くも雛壇が
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出来上がっていた。やはりというか何というか、各地で見かける猛者な面々も大集合。皆さん考えることは同じよう
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である。とりあえず隙間を見つけて135㎜でセッティング。 天気は文句なく、背後の大山もやや雲を纏いながらも山
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容はバッチリ見えている。条件は整った。13時26分、正調スタイルの381系が登場。切り位置の手前で首を振った
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お陰で、ケーブル影を顔に掛けずに撮ることができた。
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さて、次は日照時間帯最後の「やくも24号」。第一候補は岸本-伯耆大山の大山バックだが、季節的に手前の田
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んぼは水入れ前。構図を作るのも難しく、20年ほど前に岡サロの大社臨を撮ったときも背後の処理に悩まされた。
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早めに現地入りしてウロウロするも、バックの家が邪魔だったり手前に電柱が立っていたり、足回りが草で隠れて
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いたり…とどこもサッパリでベストな立ち位置を見つけることはできなかった。悩んだ末に黒坂方面に逃げて、結局
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踏切で変顔先頭をアップ撮り。不本意この上ない…。「やくも」は正調スタイルをまともに撮るのが難しいという結論
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に至り、翌日は出発前からの予定通り、山陰東部のタラコ47に転戦することにして東に進路をとったのだった。
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