撮影日記−新作公開−




















































NO. 650
DATE 07.08
650.DE10「陽春磐越東西線号」 川前トンネル上俯瞰 
2022.04.17 磐越東線 川前−江田 NikonD850 AFDCNikkor105oF2 ISO200
  てっきり看板付きだとばかり思っていたのに、望外のマーク無しの正調普通客レでやって来てくれた「陽春磐越東
 西線号」。これはヤル気スイッチも入りまくるというものである。さて、返しはどうしよう…。ずっと横がちのアングルば
 かり思い描いていたが、これなら正面がちの“あの場所”がいいのではないか?かつて磐東に客レが入る度に復路
 を狙っていた江田−川前の俯瞰に、現地で集合したへっぽこ軍団長・☆氏御一行とアタックしてみることにした。
  急斜面を登っていくと、身内の鉄ちゃん諸氏がスタンバイ中。各地で約束せずとも遭遇する面々は、やはり考える
 ことが似ているようである。適宜場所を調整してセッティング。 昔は67フォーマットだと並走する道路をかわせない
 ため、バランス的にペンタ300oタテ一択だったが、35判フルサイズだと選択の幅が広がる。 D850は105oタテで




















































NO. 650
DATE 07.08
 
 背後の尖がりピークを入れ、Z7Uは180oヨコで緩いS字を強調することにした。
  山が笑うにはやや早いとはいえ、うっすらと芽吹き始めた木々とトンネル脇の桜が早春の雰囲気を醸し出してい
 い感じ。 談笑しながら待つことしばし、トンネルに2灯のライトが光り、ゆっくりと1エンド前のDEが紫煙を燻らせな
 がら眼下の舞台に躍り出た。図鑑の中ですら見たことのない、ありし日の南東北のありふれた1コマに思いを馳せ
 つつシャッターを切る。一同の連写音が収まると、3軸-2軸の独特のジョイントと客車の軽やかな轍の音が響く。
 手応えは充分!さぁ、ここからは追っ掛け開始である。といっても、磐西電化区間に繰り出す諸兄とは別れて単独
 で喜多方に向かう。磐越道を一気に横断し、今だけ特別にマークを外しているC57の「ばんえつ物語号」を狙いに
 慶徳峠に転戦することにした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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