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649.DE10「陽春磐越東西線号」 夏井駅通過
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2022.04.17 磐越東線 夏井駅 NikonD850 AF-SNikkor300㎜F2.8VR ISO200
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大井川の夜行の翌週は「陽春磐越東西線号」の運転が予告されていた。DE10が旧客を牽いて、その名の通り磐
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越東線・西線を走破するという。幸い鉄ちゃん仲間から時刻を頂戴していたので、本運転前に郡山からいわきまで
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の回送があることも把握済み。当日は「カシオペア信州」とも被っていたが、スジ的に稲荷山一択ということを考える
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と阿鼻叫喚の現地に行くのは躊躇われ、腰を据えて南東北のレトロな客レと戯れることにした。
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磐越東線は2000年代前半には恒例行事のように旧客による「あぶくま新緑号」が運転されていたが、最近はすっ
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かりご無沙汰。4年前に走ったDE重連の「開業100周年記念号」はスジが悪かったのか全く食指が動かなかった。
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というわけで、実に十数年ぶりの磐東入りである。まずは定番要田-三春のオーバークロスで三脚を立てた。
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しかし月日の流れというのは恐ろしい。昔は広かった立ち位置も樹木の成長で一気に狭まっていた。朝一で乗り
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込んだからベストポジションを取れたものの、その後ぞろぞろ同業者が集まり、あっというまに雛壇が構築された。
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通過直前にはアングル難民と化したキッズが前列の先客とひと悶着。 平和のために稲荷山を避けたというのに、
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結局こっちも阿鼻叫喚である。挙句、本番はDEのボンネットの点検蓋がなぜか全開で完敗に終わったのだった。
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こうなれば勝負は次!目を付けていた夏井の駅の桜並木に向け、現地で遭遇したへっぽこ軍団長と車を連ねて
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追走する。現地は順光のイン側がパニックしていたが、試運転の画像を見る限り背景処理はアウト側の方がいい
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はず。せっかく看板無しのDE牽引なので、正面がちの絵でも充分OKだろう。幸い停め位置立ち位置ともに空いて
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いてすぐに機材をセット。間もなく甲高い汽笛と共に古のローカル列車が春爛漫の小駅に滑り込んできた。
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