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645.DE10「水郡線災害復旧記念号」 第4久慈川橋梁俯瞰
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2022.03.27 水郡線 上小川-袋田 NikonD850 AF-SNikkor300㎜F2.8VR ISO200
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水郡線で久々に12系が走る…そんな話はずいぶん前から聞いていた。2月には試運転の情報が入り、晴れ予報
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に誘われるように沿線に繰り出した。10年以上前にDE単回を撮った俯瞰場所を探り当て、ガーデニングを施してス
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タンバイ。しかし…晴れベースの斜光線で頂戴できるはずだった客レの姿は、通過5分前に到来したマダラ雲の前
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にまさかの逆転サヨナラ負け。居合わせた一同深い溜め息をつき、翌月のリベンジを誓って別れたのだった。
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そして3月の本運転。土曜の往路は曇天予報だったが、復路の日曜はお日様マークがついた。 どうせ土曜は仕
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事で、出撃できるのは日曜のみである。それにスジとアングルは断然復路の方がⅤ!ゲン担ぎに前回とは違う経
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路を通り、第一目標の俯瞰場所に場所取りを施してから沿線を流してみた。
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郡山起点で水戸に向かう今日は、常陸大子でバカ停があるため、その前後で1発ずつ撮影することができる。と
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いっても工臨その他でポイントが知られている大子以南に比べ、北側はどうにも場所がない。 試運転時は磐城石
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井の戸津辺の桜の近くから築堤アウトカーブを見下ろした。今日もその付近を散策すると、程よく梅が満開を迎え
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ていた。どうせなら季節ものを絡めようと花をあしらってまず1枚。そのまま大子をスルーして本命の山に向かった。
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現地に着くと、何のことはない、集まったのは2月に共に苦杯を嘗めた同志の面々ばかり。和気藹々と三脚を並
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べて列車を待つ。だが何ということか、通過30分ほど前から上空に怪しい雲が流れ始めた。ときに画面が暗転し、
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苦い記憶が甦る。しかし、そこは“人間移動性高気圧”を自任する我々である。座して念ずること20分、徐々に雲は
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抜け鉄橋が低い西日に照らされ始めた。間もなく汽笛一声、列車が通り過ぎると渓谷に我々の歓声が響いた。
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