撮影日記−新作公開−




















































NO. 644
DATE 05.24
644.いすみ鉄道キハ28・52「いよ」 台河踏切 
2022.03.05 いすみ鉄道 新田野−上総東 NikonD5 AF-SNikkor300oF2.8VR ISO200
  高校の卒業式も終わり、受験指導からの卒業式司会という謎の激務も終焉を迎えた。まだ景色に色味はないが
 ここはひとつ気分転換に鉄活動に出掛けよう!期末試験期間に入ると、世間と同じく土日休みのサイクルになる。
 土曜「いよ」、日曜「うわじま」というローテで回るいすみの四国看板急行のバリエーションを揃えるにはもってこいで
 ある。というわけで、ヒゲ付きとはいえ未撮のマークを引っ提げた気動車急行を捉えるべく、房総半島に向かった。
  1本目の大原行きは城見ヶ丘−上総中川のカックン築堤がド定番だが、 極右歴史修正主義の某TV局による低
 俗な鉄叩き番組で物議を醸したこともあり、危うきには近付かず、最初からいつもの台河踏切に陣取ることにした。
 先客数名とまったりセッティング。ナントカの一つ覚えのようにサンニッパのタテ構図で準備は万端である。12月に




















































NO. 644
DATE 05.24
 
 すっぴんのツートン52を撮ってからはや2ヵ月半、昼前後の光線は硬くなりつつあったが、それでもまだ見られるラ
 イティングでヘッドマークも誇らしく、ヒゲのニッパが現れた。
  この後は、徒歩で来ているという若手の鉄ちゃんをピックアップして小谷松のカーブ、総元の笛倉鉄橋と回り、無
 事にミッション・コンプリート。とりあえず今イベントのウリだった2種類のマークを押さえることはできた。
  このカットを撮影してから二月余り、いつかは…と噂されていたキハ28引退の報が入ってきた。 2013年に金沢か
 らお輿入れしてちょうど10年、いよいよ保守整備の面で限界が来たようで、経営陣の熱意の低下も相俟って、まぁ
 致し方なしというところだろうか。かつて全国津々浦々を駆け巡ってきた非電化路線の顔もこれにて見納め。90年
 代末期の米子の虎の子128も、2000年代初頭の盛岡や新津のリバイバルも、JR線上にいたときにはキハ52の方
 がレア度が高く人気があったが、まさかキハ58系列の方が先に形式消滅するとは…。人の世も、鉄の世界も、栄
 枯盛衰は読めないものである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





撮影日記トップへ