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643.江ノ電300形305F 龍口寺カーブ
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2022.02.27 江ノ電 江ノ島-腰越 NikonD850 AF-SNikkor85㎜F1.8 ISO200
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2月は中央西線の6088レを雪山を絡めて撮ろうと虎視眈々と狙っていたのだが、カマ運用と天気がまるで合わず
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気付けば北海道から帰って2週間、はや月末を迎えていた。受験生も送り出したしスカっと鉄に出掛けようと思った
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のに、この日は冬型強めで関東のみ晴れマーク。行き場に悩んで「鎌倉殿の13人」に沸く江ノ電に出掛けることにし
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た。昨夏も一度八方塞がりで腰越の併用軌道を訪れたが陽が高すぎた。冬至前後だと路面に終日建物の影が伸
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びる。新緑・紅葉の時期に撮るには季節感に乏しく勿体ない。ならば2月下旬はベストシーズンと言えるだろう。
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湘南エリアは電車で行くのが定石だが、寒い・重い・めんどくさいで通常鉄運用と同じく車で出撃。 駐車場代は嵩
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むけれど、車出撃は大正解だった。日の出とともに腰越に着くと、今日の305Fは藤沢方に連結。どう足掻いても昼
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頃まで顔に光が当たらない。コインパーキングに停めた車中でたっぷり二度寝を貪り、11時から行動を開始した。
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昼少し前から正面に陽が回るのが、龍口寺前の大カーブである。江ノ島駅に向かってS字を描いて列車は一瞬
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南を向く。併用軌道区間だけに車その他のカブリは運次第だが、数本前からピン電で構図を追い込み、85㎜ヨコ
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位置天地パツパツで本命をバッチリ仕留めることができた。他に鉄もなく独り勝ちである。
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次の1往復まで間があるので、龍口寺に参拝してから再びスタンバイ。いつの間にか鉄が増え、交通量の増加に
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伴って警備員が軌道周辺に配置されていた。列車が現れると警備員が動き、それに合わせて手持ち鉄が車道の真
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ん中までグイグイと進み出る。おいおい構図に入るがな! 何より交通の妨げになるだろう。だが、丁重に声を掛け
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ると「先に来てた俺らが動いて何が悪い!」と逆ギレ…。ク●野郎に絶望しながら、タテ構図で305Fを切り取った。
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