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641.DE10代走「SL冬の湿原号」 雌阿寒岳バック大俯瞰
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2022.02.11 釧網本線 細岡-釧路湿原 NikonD850 AF-SNikkor300㎜F2.8VR ISO200
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釧路のヨンマルで最も注目なのが釧網線の摩周運用。摩周で滞泊し翌朝朝一の列車で釧路に戻るスジで、定期
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のキハ54に代わって時折キハ40が代走に入る。前日17時半頃釧路で国鉄色が入ればLet's Go!である。しかし…
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駅に偵察に行くと、停まっていたのはキハ54、しかもルパン三世のラッピング仕様であった。煮ても焼いても食えな
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いとはこのことである。それでも、根室本線の運用にタラコが就いているのを確認した。運用を辿ると、早朝音別往
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復に流れるはず。幣舞橋までブラついて宿に入り、この日はサッポロclassicを晩酌に早々に就寝した。
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ところが、翌朝暗いうちから音別-古瀬に向かったのに、現れたのは白いキハ40。“釧路あるある”の気まぐれ運
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用変更でガッカリである。一応馬主来の海岸線俯瞰で撮るだけ撮って、本命の釧路湿原に向かうことにした。SCW
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では薄く白いベールに覆われている割に、現地で見る限りでは遠方まで視程の効いたスッキリバリ晴れ。雄阿寒岳
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雌阿寒岳も激山!立ち位置は広いが、はやる気持ちを押さえられず一番乗りで撮影地の丘に上がった。
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9時半を回ると、池田方面までヨンマルを深追いしていた面々が三々五々山を登って来るようになる。見知った顔
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同士挨拶をかわしてセッティングしながら、口々に雌阿寒岳のヌケに感動する声が上がる。 今冬の「湿原号」運転
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開始以降、この場所の写真をSNSで見ない日はなかったが、いずれも山の見え具合は不完全。唯一合格点だった
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1月中旬も稜線のすぐ上には寒気雲が泳ぎ、辛うじて切り取った薄氷を踏む勝利だったという。今日こそは…!
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小さな雲が現れては消えたが、状況に大きな変化はないまま定時になった。雄大な景色の中に小さなDEが登場。
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檜舞台を静々と進む主役にシャッター音が間断なく響く。幸運にも今冬最大のチャンスをモノにすることができた!
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