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640.DE10代走「SL冬の湿原号」 細岡俯瞰
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2022.02.10 釧網本線 細岡-塘路 NikonZ7Ⅱ AF-SNikkor70-200㎜F2.8E FL×1.4 ISO200
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この冬最大の鉄ネタだったのは「SL冬の湿原号」のDL代走であろう。ピストンリンクの破損で戦線離脱を余儀な
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くされたC11に代わり原色のDE10が登板。客車は多少変てこでも雄大な景色に朱いDLは魅力的である。さらに釧
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路のキハ40の置換えも迫っていることから、急遽厳寒の道東が激熱地域に変貌を遂げた。ただ、土曜出勤の我が
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身ではちとハードルが高い。「湿原号」一発なら行けなくもないが、運用差し替え頻発のヨンマルも一網打尽に…と
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考えると最低1泊2日の旅程が欲しい。思案に暮れていると、突如降って湧いた天祐に恵まれた。
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2月10日は関東一円に広く大雪の予報。交通機関が麻痺すると生徒の登下校に支障が出る。これはもしや…!
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果たして、前日昼に「翌10日を休校とする」旨の全校放送が流れ、併せて昨今の社会的風潮から教職員も無理に
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出勤しなくてよいとの指示が出た。建国記念日と合わせれば、喉から手が出るほど欲しかった連休が実現!雪は
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10日の午後からで11日は晴れ予報。10日朝一出発~11日夜便帰京なら、仮に都心で多少積もっても羽田の離発
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着に影響はないはずである。その日のうちにAIR DO便を押さえ、翌朝釧路空港に降り立ったのであった。
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着陸直前から雄阿寒岳・雌阿寒岳がクッキリと見えていた。 期待をもって往路は今最も熱いポイント、雌阿寒岳
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バック大俯瞰にアタックした。だが残念、上空を彷徨う雲に線路際がやられて初戦は撃沈。そうやすやすと単位は
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取らせてもらえないようである。しかし、列車通過後は文字通り雲散霧消して綺麗なバリ晴れに。返しは迷わず細
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岡の俯瞰に登った。湿原・丘陵の向こうには雄阿寒岳が聳える。15時過ぎ、檜舞台に2エンド前のDEが登場。 サ
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イド潰れの光線のお蔭であたかも往年の客車列車のように見えるその姿に、恍惚となりながらシャッターを切った。
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