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635.えちごトキめき鉄道413・455系 片貝妙高山バック
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2022.01.02 えちごトキめき鉄道 関山-二本木 NikonD850 AF-SNikkor50㎜F1.4G ISO200
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2022年の年明けは、元旦こそ実家で墓参りというフツーの過ごし方をしたが、翌2日は日本海側まで晴れ予報。
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この天気で寝正月はバチが当たるというものである。SNSに出した年末のえちトキの写真を見たという仲間内から
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さっそく陣触れが出回った。皆さん目的地は片貝の妙高山バック一択。ならばとどすこい氏が各方面と調整を図っ
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てくれ、いつも現地で集合する諸兄と都内から合流して出掛けることになった。
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一人だと睡魔との戦いになる深夜の関越~上信越道も、歴戦の猛者の武勇伝?を聞きながらだとあっという間
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である。未明には関山のコンビニにピットイン。食料を調達し冬装備を整えて、いざ現地に乗り込んだ。日の出とと
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もにかんじきを装着して雪原にアタック。先人の足跡を辿るように線路の東側の丘を目指す。雪がなければものの
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5分程度の距離を、ときに膝上まで踏み抜きながら行軍すること20分弱、ようやく目的地付近の斜面に到着した。
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いざ構える段になると意外に立ち位置が悩ましい。雄大な山容が背後に入るのはいいが、山麓に謎の観覧車が
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あって処理が難しい。杉の木に重ねて隠すと高さを稼げず絵柄が平板になるし、画面右端で切ろうとすれば稜線
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が不自然に切れてしまう。悩んだ末に、バランス重視で敢えて観覧車を入れる構図で2台のカメラをセットした。
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まずは9時半の往路を後追いで。本来ならマーク付きを正面から撮るところだが、僅か30分のインターバルで場
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所を移動し構え直すのはリスクが高い。 激山最優先で往復ともに山バックが安全だろう。ただ、全く同じ焼き直し
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ではつまらない。返しは少し高度を上げて、斜面の最上段から狙うことにする。10時少し前、踏切の音をBGMにタ
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イフォンが一声。雪煙を巻き上げながら急行色が駆け抜けると、静寂を破るように我々の雄叫びが響き渡った。
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