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633.EF64-1000重連8084レ 伊奈川橋梁
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2021.12.22 中央西線 大桑-須原 NikonD850 AF-SNikkor50㎜F1.8G ISO200
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2021~22年の冬の必修課題は、雪晴れ妙高バックのえちトキ455系と最も低い光線を浴びた中央西線の8084レ
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と決めていた。だからこそ、5シーズン履いた末に昨年転居の際に処分したスタッドレスに代わり、中古八分山のブ
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リザック(純正ホイール付き)を入手して冬装備は準備万端。この日は終業式も終えたことだしと有休を頂戴し、さっ
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そくバリ晴れ激山予報に原色登板予定の中央西線にハンドルを向けた。
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今日は日中時間帯の2本とも原色重連なので、まずは朝の6088レから撮影開始。だが、南西に向かって深い谷
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間を走る中央西線に12月の朝は厳しい。高い稜線に遮られ、順光どころか日差しが届くアングルすら思い浮かば
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ない。結局確実に陽が当たる場所として、昼の8084レの本命と考えていた伊奈川橋梁に朝から居座ることにした。
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木曽福島あたりからずっと川面を漂っていた深い霧が須原付近でようやく消え、 間もなく背後の糸瀬山、冠雪し
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た空木岳などがハッキリと見えてきた。本務機D850は全景を入れて標準で、サブのD800は編成主体の85㎜でセッ
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ト。間もなく、バックの河原に気嵐のごとく朝霧の残りが漂う中現れた6088レをまずは1枚仕留めることができた。
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その後は、他の撮影地を下見したり仮眠したりして、気付けばもう昼が近かった。朝と同じポジションに三脚を立
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て、ここは本命50㎜の一本勝負。本当はサブ機も構えたかったが、即撤収して大桑の停で先回りし、もう一発狙う
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べく、身軽な一丁切りで主役を待った。が、時間になっても列車が来る気配がない。そういえば、前走りの「しなの」
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も遅れていたっけ。嫌な予感はしたが、結局定刻より15分ほど遅れて原色重連のタンカーが登場!バッチリ極め
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てすぐに追走を開始する。だが、予感は的中。遅れ回復で貨物は大桑通過となり、2発目は幻と消えたのだった。
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