撮影日記−新作公開−




















































NO. 630
DATE 01.29
630.いすみ鉄道キハ52 125 台河踏切 
2021.11.28 いすみ鉄道 新田野−上総東 NikonD5 AF-SNikkor300oF2.8VR ISO200
  キハのスジが大幅削減されてからというものすっかりご無沙汰だったいすみ鉄道で、キハ28にJR四国から借り入
 れた急行看板を引っ提げて運転するイベントが始まったという。SNS等で次々と挙がって来る懐かしの「いよ」「あ
 しずり」などを見て、効率は良くないがちょっと行ってみようかという気になった、その時である。キハ28が調子が悪
 く暫し運用離脱、当面は52単行での運転という知らせが入ってきた。間が悪いとはこのことで、「何だかなぁ…」で
 ある。ただ、借りて来た義理なのかキハ52のみでも律義にマークは掲示するという。取り付けは上総中野方で、大
 原側は看板無し。これは、普段表に出ない52の2位側を無装飾で撮るチャンスなのではないか!もはや四国急行
 よりそちらに食指が動いて、晩秋模様の房総半島に出撃した。




















































NO. 630
DATE 01.29
 
  沿線で上京中だった関西-D.W先輩と合流し、目指すは新田野−上総東の台河踏切。定番の城見ヶ丘の築堤は
 光線は良いものの背後の空がスッコ抜け、同じように南東方向に向く撮影地なら木々をくぐって来るこちらの方が
 断然好みである。時刻表を見れば、途中国吉の10分停で追っ掛けて来れなくもないが、何せ立ち位置がピンポイ
 ント。ここは発数よりも本命重視でじっくり構えることにした。
  ゴーニーがタラコ色だった頃にちょくちょく訪れて勝手知ったるこのアングル、踏切後方からサンニッパのタテが
 ピタリと収まりが良い。国吉交換の後追いキハで上下左右のバランスを微調整し、後は動体予測でメインの被写体
 を待つばかりである。12時過ぎ、遮断機が下りると緩やかなサミットの向こう側からシールドビーム2灯のライトが
 見えてきた。いつもは相方との連結面となり日の目を見ない第2エンド。だが、銘板に昇降手すりとゴツさが目立つ
 のはむしろこちら側である。地味ではあるが貴重なチャンスをバッチリ仕留めることができた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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