撮影日記−新作公開−




















































NO. 63
DATE 08.17
63.津軽鉄道DD352+旧客 毘沙門発車
2009.08.08 津軽鉄道 毘沙門−嘉瀬 PENTAX67 smcPENTAX400oF4ED RVP50(+1)
  味わいのあるローカル私鉄がずいぶん少なくなった。廃止や路線縮小の他、線路は無事でも中古ステンレス電
 車や新型レールバスによって個性的な古武士が活躍の場を追われた所も多い。本州最北端の津軽鉄道も、近年
 “メロス号”が幅を利かせるようになって魅力が半減した。しかし、同鉄道には名物ストーブ列車が健在!この夏は
 そんなストーブ列車編成が五所川原の立佞武多に合わせて運転されると聞き、東北道を北上することにした。
  徹夜で青森まで走るも、曇天につきブルトレ朝練は不戦敗に終わる。しばし仮眠(フテ寝?)をとり、五所川原へ。
 今日が立佞武多の最終日とあって、普段のどかな駅前も観光客で賑わっていた。構内に客レ編成が留置されてい
 るのを確認し、ついでに車内をスナップ。ひとしきり撮ってからロケハンに出た。
  過去2度の津鉄ツアーでは金木の前後でしか撮ったことがなかったが、じっくり探すと毘沙門近辺にスッキリした
 ポイントが点在していることがわかった。今回はバケ4を使って順光の編成撮りをしたかったので、行きは毘沙門
 発車のストレートに決定。天気は午後になって青空が広がってきた。久しぶりに納得のカットを手にできるか!?
  15時半過ぎ、木陰の毘沙門駅からDDが発車。やった、今日はカマのライトが点いている!しかもヘッドマークな
 し!! 現役然とした姿がスバラシイ。思い描いていた昔日の地方私鉄の姿を、狙い通りに切り取ることができた。





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