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627.赤沢森林鉄道ボールドウィン1号 森林鉄道記念館バルブ
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2021.10.24 赤沢森林鉄道 森林鉄道乗車場 NikonD850 AF-SNikkor35㎜F1.8G ISO200
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初旬の氷見線ツアー以来中間試験などでバタバタするうちにあっという間に秋も深まって、10月最後の週末にな
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った。この日は関西-D.W先輩に誘われてクラブ・ツーリズムの赤沢森林鉄道ボールドウィンの夜間撮影会に参加
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することになっていた。メインはバルブなので全天候型の鉄である。予報を気にせず溜まったストレスを発散できる
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に違いない…と思う時ほど晴れるものである。赤沢自然休養林に12時集合とのことだったので、とりあえず119系時
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代に真面目に訪問しておくべきだった飯田線で213系を狙う。だが、211系ブラザーズはやはり国鉄型といっても実
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質的にはJR世代。いまいちテンションが上がらないまま撮影を切り上げて、木曽の山中に向かった。
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集合場所では簡単な行程の説明と車両の紹介が行われて行動開始。とりあえず沿線を散歩しながら30分ヘッド
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のトロッコ列車を撮り、14時半過ぎに最初のイベント車両、大型モーターカー№5を木漏れ日の中で撮影。続いてハ
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イライトの呑曇淵で小型モーターカーのNo.64を停め、滝の水流を絡めてスローシャッターで撮った。
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歩いて始発の森林鉄道記念館に戻ると、いよいよ本日の主役ボールドウィンのお出ましである。まずは山影マン
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ダ~ラを避けて完全に日が陰ってから構内運転のイベント開始。小型DLに押されながらではあるが、後に貨車と
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名物の理髪車を繋いだ古典機が煙を炊きながら実際に動く姿は実に絵になった。そして、夜の帳が降りるとメイン
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のバルブ撮影会が幕を開ける。スタッフの方々による絶妙なライティングによって小柄ながら無骨なカマの姿が浮
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かび上がり、たなびく白煙が幻想的な光景を演出する。最後は1975年のさよなら運転の時に使われた本物のマー
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クが蔵出しされて機関車に装着。夢のような晩秋の夜はこうして更けていったのであった。
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