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625.富山地鉄14760形 岩峅寺オーバークロス
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2021.09.21 富山地鉄立山線 岩峅寺-沢中山 NikonD850 AF-SNikkor300㎜F2.8VR ISO200
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珍しく連休なので、えちトキの急行を撮った後はのんびりと糸魚川駅を散策。 大糸線にキハ52がいた頃さんざん
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通った場所だが、新幹線の開通に伴い周囲の様子は大きく変わった。レンガ庫の一部を移設した資料館を見学し
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ついでに頸城大野駅まで足を延ばす。 こちらは駅舎もホームも大きな変化はなく、20代の頃にタイムスリップした
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ようだった。ひすいの湯で汗を流し、この日は早々に就寝。翌日の行動は未明の予報を見て決めることにした。
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午前4時に目覚めると、上空には星空。行けると確信して北陸道を西へ進み、氷見線雨晴海岸を目指した。日の
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出とともに公園の展望台に到着し、一番列車を迎え撃つ。3年前にも撮った場所ではあるが、あのときはキツめの
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ウェザリングを施された汚タラコが先頭だった。今日は綺麗な朱色5号の編成が現れて、波打ち際を行く国鉄色を
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仕留めることができた。午前遅くは能登半島バックのストレートに移動。こちらも汚タラコのリベンジマッチである。
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だが…サイドに陽が回ってから現れたのはまさかのハットリくんだった。だとすると、順光時間帯はコイツが往復す
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ることになりそうである。むむ、もはや長居は不要!気持ちを切り替え、富山地鉄に転戦することにした。
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立山線沿線は沢中山前後に辛うじて刈り取り前の田んぼが残っていた。線路際の草の茂り具合も勘案し、岩峅
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寺近くのオーバークロスに機材をセット。富山平野の扇状地がよくわかる地形で、遥か遠くに日本海の水平線がぼ
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んやり浮かぶ。だが、問題は主役である。地鉄と言えば白とグレーのオリジナルカラー。しかし、来るのは黄色と緑
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の新塗装ばかりである。待つこと約3時間、そろそろ光線が面に回らなくなってきた。次の1本が潮時だろう。覚悟
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を決めてファインダーを覗く。そこへやって来たのは、待ちに待った地鉄色の14760形だった。
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