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624.えちごトキめき鉄道413・455系 梶屋敷鉄橋
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2021.09.20 えちごトキメキ鉄道 梶屋敷-浦本 NikonD850 AFNikkor180㎜F2.8ED ISO200
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えちごトキメキ鉄道に455系と聞いたときにパッと思い浮かんだのが関山-二本木の妙高バックだった。誰しもが
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そうなのだろう、鳥塚社長もインタビューの中で、妙高バックをきれいに撮って欲しいから午前1往復妙高はねうま
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ラインにスジを引いたと言っていた。その一方で、海沿い区間となる日本海ひすいラインは、ダイヤはともかく撮影
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地に恵まれない。一駅先の越中宮崎まで行ってくれれば市振俯瞰が候補に挙がるが、寸止めではお手上げ。 敢
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えて言えば青海のトンネル上とたにはま公園俯瞰が辛うじて海バックで構図をまとめられるが、並走する国道8号
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の処理に四苦八苦。いわゆるバリバリ定番ほどの好条件ではないのが残念なところである。
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それでもモノが走るからには撮らないわけにはいかない。昼からは青海のトンネル上で市振行きを、たにはま公
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園俯瞰でその返しを撮った。午後2往復目は、現地で遭遇したいつもの達人諸氏と谷浜発車のストレートをプチ俯
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瞰して、ラスト1発を仕留めるべく梶屋敷鉄橋に転戦した。
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基本東西に走る線路を北側から狙わなければならないこのスジは、光線状態が厳しい場所が多いのだが、この
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梶屋敷駅の浦本寄りにある鉄橋は一時的に線路が北を向くことから夕方サイドに陽が回る。しかも背後に山が聳
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え、この時間帯だと斜面が陰るためブラックアウトした背景に列車が反逆光で浮かび上がることになる。クリームと
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ローズピンクの車体を輝かせるべく180㎜で構図を整えた。
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まだまだ日差しは肌にジリジリくるが、太陽の角度は確実に低くなり、16時半を過ぎると周囲の影が伸びてきた。
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間もなく轟音を響かせて列車が鉄橋に躍り出る。暗い背景に映える急行色、413系にこの色も悪くないと感心した。
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