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前から目を付けていた宮ノ下入線。急勾配を下るカーブがいい感じに狙えるのだが、ネット上に流れる画像はどれ
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もこれもどん曇り。もしや終日陽が差さないのではないかとリサーチしたところ、北東方向から陽が昇る夏場の早朝
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はベッタリ順光で頂戴できそうなことがわかった。距離・時間・被写体ともに朝練対象として相手に不足はない。未
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明の東名〜小田厚を愛車で下った。
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車の停め位置が限られる箱根登山沿線だが、宮ノ下は駅近くに公営駐車場がある。5時半頃には到着して始発
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に向けてスタンバイ。今日の旧型は強羅滞泊からの運用なので、始発から3本目までの間には山を下りてくるはず
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である。構えてみると300oでピッタリ。鋭い朝日が切り位置に射し込んでいた。
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5時55分、1本目はアレグラだった。眺望は効くし冷房完備で乗り心地は素晴らしい車両だが、無表情な馬ヅラは
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被写体としてはどうにも食えない。次の電車は6時25分、光線的には次のスジで来て欲しい。次第に陽の当たる範
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囲が広がってきた。蝉の声もうるさくなってきた。そして、急カーブを切って姿を現したのは大型ライトの108号!屋
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根まで見える程のキツい勾配をゆっくり下り込み、旧型3連が駅に滑り込んできた。
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