撮影日記-新作公開-




















































NO. 613
DATE 09.25
613.大井川鐡道E101「ELかわね路号」 抜里茶畑 
2021.05.30 大井川鐡道 抜里-家山 NikonD850 AF-SNikkor85㎜F1.8 ISO200
  5月の連休は、上々の成果を上げることができ大満足。しかし、翌週からは早くもぐずついた天気にやられるよう
 になった。例年なら6月初旬までは高い晴天率に新緑・水鏡で連勝街道まっしぐら(妄想含む)…のはずなのだが、
 せっかくの日の長い季節に鬱屈した週末が続いた。それでも、5月最終週にようやく日曜と晴れマークがシンクロし
 た。とはいえ悲しいかな、撮るものがすぐには思い浮かばない。昔のようなブルトレはなく、土休日だと貨物もない。
 富士山以東は雲の動きを見る限り予報ほど天気は良くなさそうで、いすみ・江ノ電・箱根登山の関東レトロ御三家
 (仮称)はたぶんダメ。逡巡した末に、さりげなくEL代走している大井川の「かわね路号」に狙いを定めた。
  未明の東名~新東名を走ること3時間で、桜の時期から約2ヵ月ぶりに彼の地にやって来た。天気は朝からド快
 晴!ところが、昨秋以来陽の低い時期に集中的に通っていたために、季節による光線の違いに戸惑う。下り一番
 の“マル普”ズームカーを仕留めに青部入線に行くも、真っ正面から陽が射してサイドが潰れた。返しは塩郷入線
 を道路脇から…と思ったが、陽炎を警戒して肝心の500㎜を家に置いてきてしまった(汗)。仕方なくサンニッパで切
 ったものの、思い通りの絵にはならなかった。青空に山と茶畑の瑞々しい緑。条件は最高なのに、なぜこうも思い
 通りにいかないのだろうか…。ま、ダメなときは、色気を出さずに本命だけは死守する作戦で行った方が良い。EL
 の返しは、勝手知ったる抜里で迎え撃つことにした。
  定番の踏切は、編成中ほどに門型ポールが刺さるのがどうもいただけない。駅寄りの茶畑の隅の方が編成はス
 ッキリ抜けるはず。曇天の箱根から転戦してきた関西-D.W先輩も合流し、風薫る川根路のEL客レを待った。





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