撮影日記-新作公開-




















































NO. 609
DATE 08.21
609.京成3600系3688F 東中山バルブ 
2021.04.27 京成本線 東中山駅 NikonD800 AF-SNikkor70-200㎜F2.8E FL ISO200
  翌日は長野県木曽地方に晴れ予報。前回の中央西線貨物ツアーから予測するに、おそらく新緑もピークを迎え
 ていることだろう。あとはカマの運用次第である。ところが、この日に限って運用情報のサイトにカマ番が上がらな
 い。深夜になってようやく更新されるも、番号不明で「国鉄色」との記載のみ。番号がわからないということは夜間
 の見たままだろうから、もしかしたら見間違えの更新色の可能性もある。ローテーションで考えると原色登板の可
 能性は低いはずなので、せっかくの情報も半信半疑。悩んでいるうちに日付が変わった。こうなると、仕事の疲れ
 長距離運転の労力などを勘案し、行くのが面倒になってくる。もういいや! 一応アラームをセットして、3時に起き
 られたら出撃しよう…。そう思ったが最後、翌朝目覚めると時計の針は7時を回っていたのだった。
  まさかなぁとは思いつつ、怖いもの見たさでSNSをチェック。そこには文句なしのド快晴の下、淡い緑の山々を背
 に走る出場したてピカピカの原色重連の雄姿が何枚もアップされていたのであった。あ゛~…。思わず声にならな
 い声を上げてしまったのは言うまでもない。貴重なチャンスを何故にむざむざ捨ててしまったのか。「家で後悔なら
 行って後悔!」鉄の金言にもあったではないか…。しかし、今さら悔やんだところでもう遅い。 他に何か被写体は
 ないかと探りを入れて、今日は京成3600系が動いているという情報を得た。
  昨夏、京成の駅近に転居するのとほぼ同時に3688Fが登場時のオレンジ帯を巻いた姿に復元された。3300系の
 復活色を撮りそびれただけに、コイツくらいはご近所の誼できちんと撮っておきたい。ところが午後から雲が広がり
 江戸川駅先端で狙った夕方の走りは惨敗。最後の粘りで夜の成田行きを玄関から徒歩3分の踏切でバルブした。





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