撮影日記-新作公開-




















































NO. 608
DATE 08.15
608.箱根登山鉄道モハ1形106・104 上大平台(信)俯瞰 
2021.04.20 箱根登山鉄道 上大平台(信) NikonD850 AFNikkor180㎜F2.8 ISO200
  この日は昨年転居した家にダイニングテーブルが届く日だった。 本当はその前の曇天の休日がお届け日だった
 のだが、あろうことかセッティングしてみると天板の角が欠けているという不良品。すぐに配達員のお兄さんに指摘
 して、この日の9~11時が再配送ということになっていたのだった。だが、当日は早朝からスッキリド快晴。得てし
 てそんなものである。それでも新緑のバリ晴れを無駄にするのももったいないので、過日の積み残し案件だった上
 大平台信号所の俯瞰に朝練に出掛けることにした。
  前回も書いたが、箱根登山鉄道は視界の開ける場所が少なく、「登山鉄道」の名に相応しい雄大な俯瞰に乏しい
 のが玉に瑕だった。だが、写真集を眺めたり地図と睨めっこしたりしていると、どうも上大平台信号所付近が谷を挟
 んだ反対側の山中を走る林道から見下ろせそうだった。先週の撮影後にリサーチすると、なるほど難なく道からド
 ライブスルーで撮影できる。順光時間帯は午前早め。ということで次に賭けたが、前回訪問時は旧型電車は湯本
 を8時52分に出てくる運用で、あまり光線は良くなかった。ならば今日こそは!である。
  SNSによると運用は強羅滞泊からなので、モハ1形コンビは朝一か朝二のスジで山を下ってくるはず。日の出と
 共に現地に立ち、サンニッパのタテ構図と180㎜のヨコ構図2台をセットした。間もなく大平台温泉のある谷に朝日
 が射し込む。光を得て、若葉に覆われた山肌が瑞々しく輝き始める。 鳥のさえずりが響く中、朝一はベルニナ号
 だった。よし次だ!6時30分過ぎ、低い光線にサイドをギラつかせながら赤と青の旧型がゆっくり山を下ってきた。
  この後は即ターンして8時半に帰着。ようやくテーブルが到着し人間的生活に一歩近づくことができたのだった。





撮影日記トップへ