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604.箱根登山鉄道モハ1・2形104・106・108 大平台入線
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2021.04.11 箱根登山鉄道 大平台駅 NikonD850 AF-SNikkor㎜300F2.8VR ISO200
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大井川鉄道の桜を堪能し終えると、程よく年度が替わり仕事が忙しくなる。連日会議でバタバタするうち、我が地
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元でも見る見る若葉が芽吹き、周囲が淡い緑に彩られるようになってきた。毎年行こう行こうと思いつつ他の被写
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体にかまけて訪問できていなかった箱根登山の新緑に、今年こそは出掛けてみよう!一昨年来定期的に通うよう
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になって撮影地や光線状態、運用の調べ方などもわかってきた。山の中とはいえ、鉄道線区間は都心とそれほど
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変わらないタイミングで葉が開くことも知った。チャンス到来!4月第2日曜は大平台周辺に出撃することにした。
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しかし!春眠暁を覚えず。仕事の疲れに春の陽気が重なって、当日目覚めると朝7時。オイシイ光線の時間帯は
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とっくに過ぎ去り新年度早々ヤル気は空回りである。だが、調べてみると旧型車の運用は湯本発9時頃から。首都
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高の渋滞もほとんどない。即出発すれば充分箱根の春を堪能できるはずだ!40秒で支度して、カメラ・レンズを鞄
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に詰め込んで、愛車を駆って東名~小田厚を西に下ること1時間半、9時には大平台に滑り込んだ。見込んだ通
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り、快晴の青空の下、箱根の山は眩しいほどの新緑に包まれていた。
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大平台出口踏切・上の湯温泉踏切と目をつけておいたポイントを巡る。 4月と言ってもまだ前半、10時台までは
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見られる光線で旧型3連を仕留めることができた。そして午後。定番中の定番は大平台の入線である。が、日曜日
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のド定番だけあって地元私鉄ちゃんが先客として上りホームの入り口付近に構えていた。もっと別角度がないかと
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下りホーム端に行くと、いいではないか!長玉で圧縮すれば、急勾配・急曲線に挑む3連が新緑バックで撮れそう
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だ。サンニッパを構えてしばし、車輪の軋む音を響かせながら、オールドタイマーが天下の険を登ってきた。
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