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603.大井川鐵道E102「ELさくら号」 五和の桜
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2021.03.26 大井川鐡道 門出-神尾 NikonD800 AFDCNikkor㎜105F2 ISO200
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桜とE10と旧客の組み合わせに、すっかり頭がオカシくなってしまったようである。消化義務が課せられている年
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度内5日目の有給を突っ込んで、三度中1日で大井川を訪問した。今日のターゲットは五和の桜。五和駅はリニュ
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ーアルと共に門出駅へと名前を変えたが、撮影地の呼び名はやはり“五和”がしっくりくる。ここの桜は、場所が開
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けて陽当たりもよさそうな割に毎年家山界隈より満開が1週間ほど遅い。一昨日の帰り際に軽くリサーチした限り
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では5分咲き程度だったので、そろそろ見頃を迎えるのではないかという見立てだった。
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だが、朝一で新東名を降りズームカー狙いで東側の茶畑に三脚を立てるも、まだまだ花は7分咲き。遠目にも蕾
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が目立っていた。満開で極めた一昨年のカットには及ばず、返しを抜里の大俯瞰で桜並木と絡めてようやく1つ目
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の課題を修了した。 日中は大和田のお茶屋さん俯瞰で限りなく逆光に近いながらも桜を絡めてズームカーと客レ
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の往路を押さえ、若干逡巡しつつも早々に地蔵峠を越え五和の桜に移動した。週間予報と自分のスケジュールを
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見るに贅沢は言っていられない。それに桜は一旦花が開き始めると満開までは意外に早い。今日の陽気なら、午
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後遅くにはどうにか絵になる程度には咲き揃うかも知れない。
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いざ現地に立つと、予想はいい意味で裏切られた。朝一からものの6時間余りで見た目的にはほぼ満開。早め
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の行動で一番乗りをした甲斐があったというものである。斜面の最上段にハイアングルで構え、手前の笹薮を辛う
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じてかわす。まずは前走りのズームカーを仕留める。本来ならこれでメインをご馳走様だが、さらに待つこと1時間
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半、程よく寝てきた西日に照らされ、旧型電機と旧客の渋い編成が颯爽と花道に姿を現した。
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