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60.DE10+12系団臨 法華津峠大俯瞰
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2009.05.31 予讃線 立間−下宇和 PENTAX67 smcPENTAX90oF2.8 RVP50(+1)
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曇天と多忙で更新もままならず、実に久々の撮影日記である。この1ヶ月、まともに出撃したのは神保原の朝練
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1回くらいなのでネタも何だか鮮度落ちしているが(汗)、皆さまよろしくお付き合い下さい。
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前回UPした四国の12系団臨で、返しのハイライトと踏んでいたのが立間−下宇和の法華津峠。定番の立ち位置
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は激パニックしているので、背後の山の伐採地から大俯瞰を敢行しようと急斜面にアタックした。木々の切れ間を縫
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うように、時に匍匐前進を余儀なくされながら、苦しくたってとにかく直登あるのみ! 途中休憩を挟みつつ、30分以
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上かかって頂上に辿り着いた。ところが、得てして苦労は報われぬもの。着いた途端に巨大な雲が流れてきて、空
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は救いようもない曇天に…。今さら下山する気力も湧いてこず、我々はその場でふて寝を決め込むことにした。
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斜面に大の字になること2時間弱、ふと目覚めると西の空が明るくなっていた。遥かに見える宇和海の島々も徐
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徐に日差しに照らされてきている。これは勝てるぞ!ようやくヤル気が戻ってセッティング。巨大雲は見る見る東へ
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遠ざかり、やや靄っているものの視界は完全に晴れゾーンに入った。よし、ペンタは広めに90oでいこう!
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15時20分過ぎ、山間に唸りを上げるエンジン音が響いてきた。間もなくトンネルから2灯のライト。「来た!」ベッタ
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リと西日を受けて、朱いカマと青い客車がコテコテに光る。このシーンを拝めて、私は本当に幸せだった…。
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