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592.185系「踊り子13号」 河津の桜並木
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2021.02.16 伊豆急行 河津-稲梓 NikonD5 AF-SNikkor85㎜F1.8G ISO200
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この日は空青く、海碧く、視程も良かった。というわけで、構図としてはあまり好みではなかったが、午後は伊豆
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北川の俯瞰へ。現地で三脚を立てていると隣の若手鉄ちゃんは先程稲取のポータル上で隣に構えていた方だっ
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た。聞くと今日は電車移動で、この後は桜が見頃を迎えている河津に転戦するとのこと。当初夕方は小室山にア
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タックしようと考えていたのだが、見頃と言われると食指が動く。 河津桜初心者の私に色々ご教示いただきたく、
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我が車に同乗を願って共に現地入りすることにした。
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川沿いの民家宅を開放した有料駐車場に車を預け、線路に向かって歩くとすぐに定番の撮影地が見つかった。
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あぁ皆さんここから撮っているのね。早速入門編として真似をさせていただく。ただ、本来ならば午前中にバリ順で
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撮るのが定石なのだろうが、今日はもうサイドには光が回らない時間帯。ならば広角で列車の側面を多く見せるの
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は悪手である。 潰れた側面は河津桜の花びらを浮かび上がらせるために活かすのが妙手だろう。順光時間帯を
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過ぎたからか立ち位置は空いている。ベストポジションを探ってGITZOの三脚を開脚度MAXで下げられるだけ下げ
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菜の花の黄色と桜のピンクで画面を彩る。花の色は車体側面の沈んだトーンと好対照をなし、その隣で絵入りマ
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ークも誇らしげな185系の顔が西日に照らされるはずである。
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14時半過ぎ、「踊り子13号」が目の前の駅をゆっくりと発車。ラストイヤーにして、どうにか定番の絵を切り取るこ
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とができた。だが、いかんせん平日ゆえ、人出も少ないが列車の本数も少ない。逆サイドの順光時間帯はリニュー
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アル車の運用しかなかった。だったら次の日曜もアタックするか!覚悟を決めて河津の町を後にしたのであった。
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