撮影日記−新作公開−




















































NO. 586
DATE 02.28
586.185系「踊り子17号」 米神Sカーブ俯瞰 
2021.01.02 東海道本線 根府川−早川 NikonD850 AF-SNikkor70-200oF2.8E FL ISO200
  今年はコロナ禍のせいで恒例の三道嶺ツアーもトケてしまい、5年ぶりに国内で年を越すことになった。とりあえず
 元旦はバリ晴れの下実家に帰って姪っ子(0歳児)の顔を拝み、鉄初めは翌2日から。 しかし、日本の冬というのは
 始末が悪い。晴れる太平洋側は色味がないし、雪景色の日本海側は被写体がない。若手諸氏を中心に宗谷ラッ
 セル詣でが流行っているようだが、年始の曜日の並びが悪いうえに飛行機も減便中となると、天候不順の中持久
 戦を強いられる最果ての冬神はちょっとハードルが高かった。 
  というわけで、結論としては“一発長打は狙わず内野安打でもいいから率を稼ぐ作戦”に徹することにした。奇跡
 のバリ晴れ雪景色…などと欲を出さずに、冬型安定の近場で地道に課題を消化するのが一番!鉄ちゃん飲み仲




















































NO. 586
DATE 02.28
 
 間のマダラン星人氏から送られてきたカットをお手本に米神Sカーブ俯瞰の上段に出掛けてみることにした。
  ターゲットは14時半の「踊り子17号」。この列車、ネブハヤの海アングルで狙うには最良のスジなのだが、如何せ
 ん運転が土日限定、しかも土曜のみ15連という火曜・日曜休みの身には与しづらい相手である。数えてみると、改
 正までに休みとなる土曜は、今日を除けば学年末テストの終わる3月初旬までない。ならばなおさら今頂戴するし
 かないではないか! 詳細な立ち位置がわからないため、少し早めに家を出てロケハン。当たりをつけてから江ノ
 浦で13時の「踊り子13号」を押さえ、本番の場所に舞い戻った。
  いざ現地に立つと、線路右手の電波塔の処理が悩ましい。海を捨ててカツく切る300oか、海を広くとるために敢
 えて入れる200oか…迷っている時間は意外にない。今日のところは海の青さに免じて電波塔は目を瞑ろう! 色
 味に乏しいとはいえミカンをはじめ常緑樹が多く、背には群青の相模湾。 そこに降り注ぐ1年で一番低く柔らかい
 午後の日差しが画面を彩る。間もなく、堂々15連の斜めストライプが眼下の逆S次カーブに姿を現した。うむ、近場
 の鉄活動もなかなかどうして、悪くない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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