撮影日記−新作公開−




















































NO. 583
DATE 01.30
583.大井川鐡道21000系 青部入線 
2020.12.23 大井川鐡道 青部駅 NikonD5 AF-SNikkor500oF4VR ISO200
  青部の駅先端は昨年から目をつけていた撮影地だった。基本北に向かって進む下り列車が東に顔を向ける貴重
 な区間。トンネル飛び出しで背後に邪魔なものはなく、奥ポールで列車の手前を遮るものもない。順光時間帯にS
 Lが走らないせいで注目を浴びないが、朝の電車を撮るには格好のポイントであった。ただ、11月に訪れたときは
 ついつい定石通りの手を選んでしまい、サンニッパのタテ位置でズームカーを迎え撃った。まずまずカッコ悪くない
 仕上がり。しかし、どうもツメが甘い気がする…。そうだ、せっかくバックに陽が回らず背景が暗く沈んでいるのだか
 ら、もっと奥で切って列車を暗闇から浮かび上がらせればいいのではないか!
  思い立ったら、実行はなるべく早い方がいい。鹿島貨物を撮った次の日曜、早速この地を再訪してゴーヨン×1.4




















































NO. 583
DATE 01.30
 
 テレコンで攻めの構図を組んだ。8時50分過ぎ、トンネルから緑の湘南フェイスが飛び出してくる。動体予測を利か
 せながらレリーズのタイミングを見計らう…はずが、最後尾が画面に入りきらないうちに顔が溢れてしまった(汗)。
 恥ずかしながらまさかの攻め過ぎオーバー。朝一の撮影地で、早くも再戦が義務付けられてしまったのだった。
  3度目の挑戦は次の火曜休み。 もはやルーティーンのように新東名を島田金谷で降り、ローソンで朝一の金谷
 行きの車両を確認し、日の出直後の福用で家山運用の電車を撮影してから青部駅に乗り込む。今日は前回の反
 省に立ち、ややサイドに寄って500o単体でアングルを調整した。今日もまた定時の8時50分過ぎ、トンネルから緑
 の湘南フェイスがやって来る。動体予測でマル急看板にピントを合わせ、グイっと手前に引きつける。最後尾が影
 から抜けた!高速連写でレリーズ・オン。三度目の正直で、ようやくイメージ通りのカットをものにすることができた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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