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582.EF64-1000鹿島貨物1094レ 松木作踏切
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2020.12.15 成田線 滑河-下総神崎 NikonD5 AFNikkor180㎜F2.8 ISO200
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師走も半ばに入ると期末試験も終了し、採点と成績処理をして終業式を待つばかり。通常授業が終わった後は、
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「師走」の字面とは裏腹に教員には貴重な有給休暇を消化できる期間である。 というわけで、採点が存外順調に
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に済んだこともあり、この日はお休みを頂いてお出掛けを試みた。狙いは、日の出が遅くなる時期が見頃の鹿島
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貨物。7時の北浦橋梁で1095レを牽くロクヨンが渋い光線に輝くはずである。
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ところが、現場は画面の背後に怪しい薄雲が浮き、水面も波立って水鏡にならず。コンテナの積載もカマ次位が
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スカスカ。さらに言えば日の出時刻もピークより8分ほど早く、7年前に撮ったベストカットを超える条件には遠く及
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ばなかった。安近短で済む一方、不確定要素が多いのが鹿島貨物である。こればかりは次があるさと思うしかな
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い。というわけで、気を取り直して新鶴PFの1093レを二番穂が色付く下総神崎-大戸の田んぼアングルで押さえ、
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ロクヨンの返し、1094レの本命松木作踏切にやって来た。
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午後の定番と言えば重田踏切だが、線路が北西方向に振っているため冬期の12時半では面が薄い。となると、
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頭が南西に向く下総神崎-滑河が光線的にはベスト。ただ、背後に巨大な高圧鉄塔が立ち、圏央道が横切るた
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め構図の整理が難しい。鉄塔はなるべく架線柱に被せ、道路はビームと重ねて目立たなくするよう先客数名より
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も線路寄りのローアングルに180㎜でセットする。そこへ熊本ナンバーのランクル号で久しぶりのロン隊長が御登
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場。隣同士で三脚を並べて本番を迎える。復路はコンテナ満載で原色ロクヨンがファインダーに姿を現した。
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その後は隊長と北浦で1092レまで撮影し、マックで昔話に花を咲かせて若かりし日に思いを馳せたのだった。
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