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571．三岐鉄道ＥＤ45重連貨物 三里築堤
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2020.09.21 三岐鉄道 三里－丹生川 NikonＤ850 AF-SNikkor50㎜F1.8G ISO200
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朝の貨物の撮影後は、初めての三岐ということでロケハンをブラブラしつつ、藤原岳を絡められるアングルを数ヵ
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所回った。さらに藤川対岸には近鉄ナローから三岐鉄道に経営が移った北勢線もある。こちらも昔の記憶を頼りに
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楚原－麻生田に立ち寄り１カット。だが、どこもかしこも田んぼは稲刈りを済ませたばかり、かといって彼岸花は咲
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き始めとシチュエーションが物足りない。皆考えることは同じようで、晴天に誘われてそれなりに集まった鉄ちゃん
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諸氏は、結局藤原岳バックの定番オーバークロスの逆アングルから蕎麦畑を入れて構えていた。
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しかしなぁ…見下ろし構図で白いカーペットが広がる様子は悪くないのだが、背後の高圧鉄塔に線路の裏のガー
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ドレールと、処理しきれない障害物がやや目立つ。 私の感性では積極的に撮りたいとは言い難い。頭を悩ませな
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がら線路沿いに車を転がすと、意外に答えは近くに転がっていた。多数の鉄ちゃんが構えている築堤の数百メート
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ル先からは、刈り取り前の田んぼを配して緩やかなインカーブが障害物なしに狙えるではないか。
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50㎜を付けてファインダーを覗くと、下には稲穂､上には青空を配して長編成の貨物がピタリと載りそうである。ど
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ことなく先月撮った重田踏切のロクヨン貨物と構図は被るが、いいものはいい！ということで機材をセット。16時少
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し前、近くでコンバインの音が響く中、セメントタキを率いた褐色の重連が唸りを上げて築堤を駆け上がってきた。
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１日いるだけで上下６本の貨物に加え、運用次第でイエローとラズベリー２種類の旧西武色の電車も撮れる。さ
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らにツイていれば、北勢線で旧三重交通カラーの電車までもが一網打尽。北勢地区侮りがたし。ただ、家から片道
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400km超の距離だけが、最近体力の落ちた我が身には堪えるところである。
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