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568.EF65PF鹿島貨物1092レ 宮ノ下踏切
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2020.08.24 総武本線 物井-佐倉 NikonD5 AFDCNikkor135㎜F2 ISO200
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コロナ禍に見舞われた今年の夏、勤務校からは受験学年以外の不要不急の夏期講習は控えるべし!とのお達
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しが出たため、奉職以来初めてのチョークを持たない夏休みとなった。お陰様で、例年のように定時を過ぎてもあく
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せく業務に追われるような修羅場からは解放されて、夕方まだ陽が高いうちに職場を後にすることができる。ならば
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即帰宅してハンドルを握れば、シーズンオフ寸前のモノサクで1092レを狙うことも可能ではないか! ものは試しで
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8月20日に1回目のチャレンジを敢行した。
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家からモノサクまでは車で40分余り。程よく人が集まり始めた宮ノ下踏切のポイントに三脚を立てて列車を待つ。
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が、終日バリ晴れだったのに、無情にも地平線に雲が湧いて本番5分前にゲームセットのサンセット。とどめに下り
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電のカブリまで食らって踏んだり蹴ったりの敗北を喫したのであった。まぁ、曇るだけでも被るだけでも負けは負け。
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どうせやられるならコテンパンにやられた方がスッキリするというものである。再訪を誓いその場を後にした。
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リベンジのチャンスは4日後にやって来た。前回と同じように定時に退勤して帰宅即出撃!前回と同じ立ち位置
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から前回と同じ135㎜の単玉で構える。地平線付近に雲はなく、光線は問題なさそうだ。残る杞憂はカブリ電。これ
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ばかりは日頃の行いを信じて運を天に任せるしかない。17時50分、踏切の音と共にトンネルの向こうにロクゴの姿
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が見えた。よし、貨物先行か!?ところが、直後に背後から軽快なモーター音。一方の貨物は一向にトンネルを抜
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けてこない。ピンチ!いや、逆にこれは電車をやり過ごせるのでは?案の定、209系は見る間に近づき我々の前を
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走り去ってゆく。ヤツが消えた後、満を持してファインダーに現れた国鉄色に、全力でシャッターを切った。
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