撮影日記-新作公開-




















































NO. 561
DATE 07.19
561.EF65PF 鹿島貨物1092レ 亀崎踏切  
2020.06.16 総武本線 物井-佐倉 NikonD5 AF-SNikkor70-200㎜F2.8E FL ISO200
  四半世紀になる鉄ちゃん歴の中でも全く想定外の事態に直面してしまった2020年。猫も杓子も“Tokyo2020”とや
 らで大盛り上がりだったはずが、浮かれ気分はどこへやら、一転コロナ禍に見舞われて我々一同「自粛要請」なる
 任意なんだか強制なんだかよくわからない軟禁状態に留め置かれ、 各地で頭のオカシイ“自粛警察”がかつての
 「特高」のように闊歩する地獄絵図の様相となった。そんな中、5月下旬に緊急事態宣言の解除が発表されたもの
 の、当面は県外移動は禁止。公にできる鉄活動は地元千葉県内に限定されることになった。
  とはいえ、房総特急もスカ色113系も無い県内で撮影対象となるのは、いすみ・小湊・鹿島貨物くらい。この状況
 ではいすみのキハは当面ウヤだし、小湊は今でなくても… 感がある。となると、国鉄派鉄ちゃんとしては、狙いは
 鹿島貨物、しかもこの時期限定のモノサクでの1092レということになってくる。幸い、185系の「踊り子」よろしくロク
 ゴPFも原色復活が相次いだおかげで、当たりガマの確率は約1/2。休みとカマ運用が重なったこの日は、パス
 ポートの更新手続きを済ませた後、午後から急激に青空が広がってきたのを見てモノサクに展開した。
  16時頃に着くと、先客はまだ2組ほど。首カックンのアウトカーブアングルなので、立つなら編成後部も見えるよう
 なるべくサイド寄り、レンズは圧縮感を出すため最低でも200㎜クラスは使いたい。悪くないポジションをキープし銀
 色お電車で構図を確認しながら暇潰し。待つこと2時間弱、テレワークのご時世だからか平日というのにギャラリー
 は5段雛壇まで膨れ上がった。18時過ぎ、下り普電が踏切を過ぎるのと入れ替わるように、青いPFがトンネルを抜
 けて来る。荷が少なめなのが心残りではあるが、夏至時期限定のこの構図をとりあえず押さえることができた。





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