撮影日記−新作公開−




















































NO. 56
DATE 05.30
56.DD16「いいやま菜の花まつり号」 上境俯瞰
2009.05.02 飯山線 上境−上桑名川 PENTAX67 smcPENTAX300oF4ED RVP50(+1)
  今年のGWは巡り合わせがよくなかった。我が職場はカレンダー通りの勤務のため、4月末の祝日と5月の連休
 が分離してどこか損した気分。おまけに、例年安定した五月晴れが続くはずの連休後半が、全て曇天もしくは雨の
 予報。まともに勝負できそうなのは5月2日の1日だけだった。さて、どこへ行くか。●ヤ情誌その他を参考にしつつ
 候補に挙がったのは、「ふるさと雷鳥」送り込み回送&新緑・水鏡の湖西線 or DD16+雑客の「菜の花まつり号」
 が走る飯山線の2案。桜シーズンからの「雷鳥」春シリーズを仕上げたい思いもあったが、ついついチビロク登板に
 惹かれ、看板覚悟で信州に進路をとった。
  現地で得た情報によると、案の定列車は看板付きとのこと。残念!ならば撮り方は俯瞰かサイド撃ちしかない。




















































NO. 56
DATE 05.30
 
 コサカミ氏・さささ先輩と合流して、昨秋「野沢」を撮った上境の俯瞰で列車を待つことにした。
  沿線の山々は既に若葉の色に包まれていた。今年は桜が全国的に早かったので、恐らく新緑も…という予感は
 見事に大当たり。例年この時期に入線していた“浪漫”はいつも冬枯れ模様だったが、今日は沿線各地鮮やかな
 黄緑色である。空気が靄っているのがやや難だが、これはベルビアン・パワーで吹っ飛ばしてもらうことにしよう!
  列車通過が迫ってくると、線路に併走する旧道に追っ掛けの車が次々と襲来し始めた。俯瞰で構える我々として
 は肝が冷える。直前には大型ダンプとオレンジのミキサー車が切り位置直下で離合!しかも道幅が狭くて両者共
 に四苦八苦。オイオイ〜…ヒヤヒヤはもう最高潮(汗)。互いにミラーを擦らんばかりにして行き違うと、間もなく朱い
 カマがゆっくりと現れた。車輪を軋ませながら、ソロリソロリと大カーブに差し掛かる。その間にも鉄カーが1台また
 1台と走り去る。たまたま車が途切れた。列車は切り位置にジャスト・オン。心臓に悪い撮影第一幕は、どうにか我
 我の勝利で締めることができた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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