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558.キハ66・67 千綿の海沿いカーブ
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2020.03.21 大村線 千綿-松原 NikonD5 AF-SNikkor70-200㎜F2.8E FL ISO200
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虚空蔵山の俯瞰にあまりにも手応えを感じ過ぎてしまったためか、一つ大きな計算ミスをやらかした。 運用予想
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では、この後国鉄色編成がもう1本このアングルに現れるはず… と思い込んでいたが、時刻表をよく見ると長崎-
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喜々津をスルーしている。 あ゙!これは、新線経由のヤツではないか!しかも直後に入った情報では、早岐で運用
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が差し替わりシーサイドライナーカラーが入っているという。 やっちまった、これならさっさと撤収して千綿-松原の
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漁港アングルに追っ掛ければ良かった!しかしもう後の祭り。 のんびり漁港の俯瞰に転戦し、11時台の列車を頂
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戴した。 現地では、3連休に国鉄色のいい運用が重なって、知り合いの諸兄数名とも遭遇。コロナウィルスが騒が
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れ始めてはいたものの、外出自粛のムードはまだ出来ておらず、ずいぶんのんびりしたものだった。
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その後も終日千綿-松原の海沿い区間をウロウロ。午後の佐世保行きを海沿いカーブで撮り、最後の長崎行き
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はその対面の通称“中古車屋カーブ”で迎え撃つことにした。定番ながら立ち位置手前の草が伸びてきたせいでハ
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イアングル必須で立ち位置はかなりシビア。幸い先客が少なく、一番視界が抜けるポジションを確保することができ
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た。通過時刻が近づくにつれ、徐々に同業者が集まって来る。中には「俺は地元の鉄で、乗務員にも知り合いがい
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て、この前なんかは…云々」と要らぬ薀蓄を壊れたスピーカーのように語り続ける御大まで御登場。いちいち相手
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にしていては構図が決まらない。受け答えは周囲に任せて上下左右のバランスを測りパン棒を締めた。
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17時少し前、眼下のカーブに国鉄色が登場。薄雲間際の低い位置から差し込む夕日を浴びて渚を滑るクリーム
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と朱のツートンを切り取った。これにて撤収!福岡空港から空路で意気揚々と帰路に就いたのであった。
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