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553.花桃と大井川鐡道21000系 川根温泉駐車場
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2020.03.12 大井川鐡道 川根温泉笹間渡-抜里 NikonD850 AFーSNikkor28㎜F1.8 ISO200
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3月10日で国公立大学前期入試の発表は全ておしまい。2019年度の業務に片が付いた。結果は悲喜こもごも、
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受験生に最も近い立場にいた者としては手放しで「スッキリ!」とは言い切れないが、 肩の荷が下りたのもまた事
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実。この日は有休を頂いて、最近話題の竹倉俯瞰の富士山バック「踊り子」を狙いに行くことにした。とはいえ、本
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命列車は13時過ぎ。せっかくの晴れ予報で午前中をフイにするのももったいない。というわけで、掛け持ちというに
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は少々無理があるが、朝方を最近行きつけの大井川鐡道で過ごすことにした。季節がら景色が彩られるにはまだ
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早いものの、蕾の膨らみ具合など春本番に向けての下見くらいはできるだろう。
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未明の新東名を走り、日の出とともに島田金谷ICを降りる。目の前のローソンでコーヒーをすすりながら偵察する
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と、朝一の下り列車で四角看板のズームカーが千頭に向かって行った。 その後沿線を流しながら確認した結果、
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今日は家山運用が東急、朝一上りが近鉄という陣容だった。ゆえに今日のテーマは四角看板をどう見せずにズー
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ムカーを撮るか?ということになる。撮り方に頭を悩ませながら笹間渡付近まで来ると、鮮やかな紅の花を付けた
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木々が目に飛び込んできた。他の季節では見過ごしてしまう線路際の何気ない木が花桃であることに、今さらなが
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らに気が付いた。花も芽吹きも時期尚早なこの季節、文字通り紅一点のこの木の存在は大きかった。四角看板の
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ズームカーなら惜しげもなくこういう撮り方ができる。早速真横やや後追い気味の構図でカメラをセットした。
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タイフォン一声、電車が駅を出る。先頭部がギラる瞬間を狙ってシャッターを切った。幸先の良いスタートにホクホ
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クしながら三島に転戦。が、現地は一転低い雲に覆われ、富士山の存在すら確認できなかったのであった…。
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