撮影日記−新作公開−




















































NO. 552
DATE 04.19
552.いすみ鉄道キハ52・28 南佃踏切 
2020.02.24 いすみ鉄道 西大原−上総東 NikonD850 AF-SNikkor500oF4ED×1.2クロップ ISO200
  受験にかかわる仕事をしていると、幾つになっても2月25日は勝負の日。国公立大学の2次試験は大学受験のク
 ライマックスである。当然担当教員としては勝負に挑む生徒たちへの最後の支援を惜しまないわけだが、ここにき
 て新たな壁が立ちはだかった。平成から令和の世に代わり、天皇誕生日が2月23日に。さらに当日が日曜の今年
 は翌月曜が代休となり、カレンダー的には本番を目前に選手たちを48時間放置せざるを得ない状況に陥った。だ
 が、直前期だからこそ掛けたい言葉もあれば伝えたいひとネタもある。学年主任の判断で自習室を開放することに
 なり、私も24日まで最後の添削対応で職員室に張り付くことになった。
  さすがに前日だけあり、昼を過ぎると生徒の姿はまばらになった。そろそろ上がるか。こういう展開を予想し、機材




















































NO. 552
DATE 04.19
 
 を載せて車で出勤していた。そのままハンドルを握っていすみへGo!3月も近くなり、沿線には多少なりとも早春
 の彩があるはずである。モチーフとなる花との絡みをあれこれ想像しながら現地に向かった。
  時間的に大多喜以西の山間区間は間に合わず、狙えるのは東側の平坦区間のみ。アテもなく沿線を流していた
 ら終点大原の近くまで来てしまった。が、チーズ工房俯瞰や伐採地俯瞰に行くときに必ず渡る南佃踏切でふと横を
 見ると、満開を迎えた河津桜が目に入った。大原行きはこれを手前に配し、バックにキハをブラす構図で押さえるこ
 とにした。さて、次が本命ツートン52先頭の本日最終便大多喜行きである。さすがに田起こし前の冬枯れ色の田園
 地帯を俯瞰するわけにもいかないし…と撮り方を考えつつ振り返ると、一発で構想が決まった。築堤に咲き始めた
 菜の花を見るに、「今日しか撮れない絵」はこれだろう!周囲の鉄ちゃん諸氏が中望遠で手前まで引いているのを
 横目に500o砲を持ち出し、D850の×1.2クロップでこんな構図をつくってみた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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