撮影日記−新作公開−




















































NO. 545
DATE 03.06
545.185系「踊り子114号」回 貿易センタービル俯瞰 
2019.12.25 東海道本線 東京−品川 NikonD5 AF-SNikkor50oF1.8 ISO12800
  185系「踊り子」に終焉が迫っているとのことで、最近東海道〜伊豆急界隈が鉄ちゃん注目スポットになっている。
 かくいう私も数年前から折を見ては定番巡りに精を出し、東神奈川の大カーブや馬入川のタテ顔面、小田原以西の
 海沿いのアングルなどを手堅く押さえてきた。冬場の関東圏は晴天に恵まれる機会が多いこともあって入門コース
 はそれなりに修了。今度は季節ものとの組み合わせか、沿線に渋いモチーフを探して絡めるか、それとも偶然を捉
 えるスナップに賭けるか… と次の一手を考える一方で、それほど思い入れのある被写体でもないし、これでもうい
 いかぁ…と食傷気味にもなっていた。
  ところが、そんな中池袋のギャラリー道草で開催されていたへっぽこ軍団長属する鉄人会の写真展を見学に行




















































NO. 545
DATE 03.06
 
 き、軍団長の1枚の作品に打ちのめされた。都心の夜景の中を行く「踊り子」の俯瞰。 それは、夜闇の中に煌々と
 明かりを灯す高層ビル群が立ち並ぶ不夜城東京の妖しい美しさの中に185系の4灯のライトが光る、何とも印象的
 な写真だった。これは早速真似させてもらうべし! 2週間後の週末にさっそくチャレンジ。だが、18時に通過する本
 命の114号は展望台のガラスに貼られたフィルムの傷が光軸上に入ったらしく、クロスフィルターよろしくライトが十
 文字に滲んでしまった。結局もう2時間待って118号を押さえたが、付属編成なしの10連ではちと物足りない。という
 わけでさらに2週間後、クリスマスという非常にハードルの高いタイミングで件の展望台を再訪することにした。
  いざ行ってみると心配は杞憂に終わった。イヴの夜ならいざ知らず、クリスマス当日は既に街中で余ったケーキ
 が投げ売り状態、ロマンチックな展望台も中高年層がちらほらいるだけの通常運転であった。とはいえ、初老のご
 婦人方が「うちの息子、いい歳なのに相手が見つからなくてねぇ…」などと愚痴っているのを横目に三脚を立てる
 のも居心地のいいものではない。撮るものを撮って、余韻を味わう間もなくエレベーターを降りたのだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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