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塗装の106号と原色104号、続行で金太郎塗装の108号と緑の109号の組み合わせが山を下りて行った。ということ
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は、運用を外れたりしなければ、1時間もしないうちに旧型2編成が連続で帰って来るということである。このまま踏
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切で待つのも変化がない。周囲を見渡すと、上大平台寄りのカーブの先にもう一つ小さな踏切があった。あそこか
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ら長玉で抜けばもう少し立体感のある絵が作れるのではないか?
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実際にファインダーを覗くと、登山鉄道には珍しく一直線に急勾配を登る姿を正面がちにやや高い視点から打ち
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抜ける。休日なら前方の踏切から顔でも出すであろう他の鉄も、平日の今日はいない。これでアングルは決定、サ
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ンニッパにテレコンを噛ましてD5をセットした。アレグラとベルニナを1本ずつ見送り、順当なら次が旧型の番。予
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定通り、遠方から急勾配を上って来る重低音が響いてきた。大平台駅でスイッチバックのため小休止。間もなく踏
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切が鳴ると、急カーブを曲がって鮮やかなクリームと水色のツートンが姿を現した。
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近年復刻塗装で様々なカラーバリエーションが登場したモハ1・2形だが、やはり最も美しいのはロマンスカーの
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伝統を引き継いだオリジナルカラー。金太郎塗装もその派生として魅力十分。次に気になるのがこの青塗装だっ
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た。無骨な登山鉄道にはやや軽快過ぎるきらいもないではないが、こうしてアップで撮るとなかなかどうして見栄
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えのする色使い。錦秋の紅葉との組み合わせを楽しみにしていただけに、10月の台風被害が残念でならない。
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