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532.SŽ363貨物 アドリア海バック崖上俯瞰
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2019.08.14 Slovenske železnice Črnotiče-Hrastovlje NikonD800 AFNikkor180㎜F2.8 ISO200
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毎年恒例となった夏の欧米遠征。今年も前年に引き続き南ドイツのアルゴイで迂回ECの未達アングルを回収し
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余力があればオーバーシュタウフェン支線を開拓する予定で5月にはミュンヘン往復の航空券を押さえた。が!ド
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イツ国鉄のHPを見ても、ヨーロッパ時刻表夏版を見ても、一向に迂回の日程が上がって来ない。各方面からの情
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報を総合した結果、今夏は何と7月下旬から9月上旬まで迂回ECは全面ウヤということが発覚したのだった(汗)。
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仕方ない、 ならば第2候補に挙げていたスロヴェニアはコペルのカルスト地形の崖を下るゲンコツ貨物を撮りに
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行こう。ミュンヘン空港からはちと遠いが、Google先生の検索によれば600km弱。かつて盛岡キハや中小国「はま
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なす」に通い倒していた経験からすれば、行けない距離ではないはずだ。関西-D.W.先輩と合流し、スワンナプー
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ム経由20時間弱の長距離移動で疲れた体にムチを入れ、左ハンドルMT車のオペルでアウトバーンを南下した。
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肌寒い小雨模様のバイエルンを出て6時間余り、アルプスを越えると晴れ間が広がるようになり、道路の看板に
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は独特のラテン文字が躍るようになる。眩い夕日が照り付ける頃、ようやくお目当てのアングルに辿り着いた。しか
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し、待てど暮らせど列車が来ない。結局この日はロケハンだけして宿にチェックイン。地ビールにハムとチーズで乾
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杯した。明日こそは!ところが、翌日も肝心の列車はサッパリ姿を現さない。午前のお立ち台で一息ついていると
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車で通りすがりの地元民が声を掛けてきた。曰く“Today no train ! Hahaha!!”…ハハハじゃねぇよッ!!
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どうやら原因は猛暑でレールが伸びたことらしい。明日には運転を再開するという話を聞いて一安心。次の日、
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満を持してアドリア海バックの崖の上に立つ。ついにバルカンのゲンコツ、SŽ363と対峙する瞬間がやって来た!
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