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525.ED75「津軽」 高岳山俯瞰
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2019.05.19 奥羽本線 八郎潟-鯉川 NikonD850 AF-SNikkor85㎜F1.8G ISO200
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この日は、春臨発表時から目を付けていた急行「津軽」の運転日。水鏡シーズンに秋田でナナゴ12系とは心憎い
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企画である。例の如く土曜は仕事で動けないが、予報は日曜の方に確実なお日様マークを出している。いざ出撃!
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北東北に早朝に乗り込む術をここ数年探り続けてきた。 昔なら気合い任せで早朝の「はまなす」を目指し全線高
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速で終夜運転したものだが、それなりの職責も負うようになる一方で体力に限界を感じ始めた昨今では、さすがに
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蛮勇を奮うのはリスクが高い。かといってレンタの営業時間までに青森・秋田に辿り着くのは、定時即上がりでも難
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しい。特に2年前から新青森のトヨタレンタカーの閉店が早まったのが痛かった。うむむ…あれこれ悩んだ末に見つ
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けた答えが空港レンタだった。秋田も青森も最終便で乗り込むと閉店間際のカウンターでギリギリ車が借り出せる。
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というわけで、今回は羽田から空路秋田にひとっ飛び。前日入りして秋田の街外れでカーマルヨの一夜を過ごした。
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翌朝、一応横手方面にロケハンしてみるが、刈和野のS字以外目ぼしいポイントもなく、何より残念なヘッドマー
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クをモロ写しにするのが嫌で秋田以北に撤退。陽は高いけれど、田植え時期なのと看板回避ならやはりここしかな
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い。奥羽北線隈随一の名所、高岳山の俯瞰にアタックした。
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獣道を登ること20分、いつもの立ち位置にはいつもの面々がいた。やはりこの列車を撮るならここが正解というこ
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とだろう。八郎潟にかけての水田地帯には斑ながらも水が張られ、遠く寒風山のシルエットが薄く浮かぶ。やや靄っ
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てはいるが、前日は曇天だったというから条件としては充分及第点である。霞んだ水平線とカバーのかかった給水
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タンクをかわし、サイド撃ちで構える。10時半過ぎ、奥羽の名舞台を、伝統の急行列車は軽やかに駆け抜けた。
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