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522.キハ40・40 早戸俯瞰
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2019.05.05 只見線 早戸-会津宮下 NikonD800 AFDCNikkor105㎜F2 ISO200
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「DLばん物」は、大巻橋梁から山都の鉄橋のサイド撃ちまで追っ掛けて一区切り。午後の返しまでの時間に再び
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只見線を攻める。本数の少ないローカル線だけに単発で狙うと効率が悪いが、意外に「ばん物」との組み合わせは
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相性が良く、返しまでの合間を使うと13時台のキハを狙うことができるのである。場所は、いくつかの候補から早戸
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の俯瞰をチョイス。社会人1年目だった2002年のみどりの日に訪れて以来、実に17年ぶり。新緑の川縁を走る姿を
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今度はデジで切り取ろうではないか。
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前に来た時からすでに木が伸びたら列車が見えなくなりそうな危うさがあったが、驚くことに17年の月日が経って
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もアングルは健在だった。他に誰もいないお立ち台に三脚を2本立て、105㎜ヨコのD800と標準タテのD850で2台
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切り。昨日からのネタ列車の喧騒に疲れた身に、川面を渡る静かな風が心地よかった。13時半過ぎ、濃淡の緑に
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包まれた景色の中に、これまた濃淡の緑の帯を巻いた東北地域色のヨンマルがゆっくりと登場する。列車が抜け
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た一瞬のタイミングでそっとシャッターを切った。スキャナを使わず、リアル・デジタイズの完成である(笑)。
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そそくさと荷物を片付けて、またも磐西に転戦。返しの「ばん物」は、磐梯山も見えているので舘原大俯瞰で狙う
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ことにした。足場の悪い斜面にハスキーを全開で立て、バリアングルモニターを活用してD850をセット。電化区間
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側から見るのとはまた違った堂々たる会津富士の山容と若葉色の丘陵が連なる雄大な背景は素晴らしいが、列
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車はウォーリーを探せ状態の豆粒である。 まぁ、おでこにマーク付きのDEに最後尾12系の珍ドコ編成ならこれも
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ありかと、杉木立の合間から列車を見送った。短い休みながらも撮影は大満足。私のGWはこれにて幕を閉じた。
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