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520.EF64 37「カシオペア信州」 稲荷山ストレート
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2019.05.04 篠ノ井線 稲荷山-篠ノ井 NikonD5 AFNikkor180㎜F2.8 ISO200
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G.W.後半、おそらく我々の注目を最も集めたのが、西の「サロンカー令和」と東の「カシオペア信州」だろう。サロ
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ンカーは仕事のため日程的に無理なのと、かつて小田-田儀で極めた日章旗クロスの御乗用列車を超えるカット
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は絶対に撮れないと確信して納得の見送り。だが、カシオペアは話が違う。過去数回同じ経路で運転されたときは
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茶釜塗装の37号機だったが、今回は原色の1053号機。青いロクヨンの牽くステンレスシルバーの寝台車はなかな
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か魅力的ではないか!しかも、直前で1053号機が故障のため、原色復活直後の37号機がピンチヒッターに立つと
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の情報をキャッチ。ロクヨン0番台の「あけぼの」を撮り逃した身には10年越しのリベンジのチャンス到来である。
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70-200㎜域で撮る場所は老若男女、猫も杓子も…の大混雑が予想されるため、ロクヨン強調ということで西条の
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トンネル抜けに直行した。ここはバックのソーラーパネルをかわし超望遠でタテ顔面で狙うのがベスト。さすがに特
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殊武器が必要な分だけ混乱は回避できるだろう。実際現地は、200㎜勝負の人々で前方は大パニックしていたが、
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後方は至って平和。落ち着いてゴーヨンをセットした。山影が抜けた直後にトンネル内にライトが光る。来た!青と
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クリームのカマの顔を動体予測でロックオン。狙い通りの1枚を切り取ることができた…はずだった。
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しかし!カマに意識が行き過ぎていた。看板無しの銀色客レをタテ顔面しても、パッと見209系の廃回と大差ない
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ではないか(汗)。これはイカン!急遽追っ掛けを敢行し、高速を使って稲荷山の定番にワープ。現場はすでに7段
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雛壇が組まれていたが、こういう時はローアングルが穴場である。前列の前にしゃがませてもらい、180㎜をセット。
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これなら高速も鉄塔も目立たない。徹夜組には申し訳ないが、待機5分で美味しい1枚を頂戴することができた。
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