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511.大井川鐡道21000系 五和の一本桜
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2019.04.09 大井川鐡道 五和-神尾 NikonD850 AF-SNikkor85㎜F1.8 ISO200
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3月末は昨年味をしめた長崎旧線・大村線に菜の花とキハ66・67を狙いに行こうと機を窺っていた。が、休みと運
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用と天気のサイクルが全くバラバラ。そうこうするうち年度が改まり、長崎遠征は幻と消えてしまったのだった。
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2019年度は、時間割の都合上火曜・日曜休みのシフト。今年も飛び石休みで遠征には厳しい環境である。さすが
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にフラッと九州は難しい。 新学期最初の火曜日も、晴れ予報に期待しつつ半径300km以内でターゲットを探した。
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必然的に、照準を当てたのは先日美味しい思いをさせてもらった大井川鐡道。前回は笹間渡鉄橋以外どこも蕾が
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膨らみかけの段階だったが、あれから2週間、このタイミングなら各所で満開カットが頂戴できるはずである。
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新東名を経由し、2時間半で神尾-福用の採石場前の俯瞰に到着。早くも芽吹いた新緑の木々が、早朝の半逆
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光に浮かび上がって美しい。間もなく一番電車で近鉄が、続行で南海が現れた。今日の南海は家山往復の運用の
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ようである。ということは、オイシイ列車はこの朝の1往復のみ。必然的に勝負は次の金谷行きに絞られる。本命、
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五和の桜を絶対に頂戴しなければならない!
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すぐに峠を越えて転戦し、茶畑の丘の上へ。思った通り、線路際の桜は見事満開を迎えていた。D850に85㎜を
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装着して覗いてみると、天地左右共にパツパツのピッタリ。D5には135㎜を付けて花と列車の顔をアップ気味で狙
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う。上り一番電車の東急を見送ってしばし、踏切の音が辺りに響くと、丸「普」マークの湘南フェイスが桜の巨木の
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陰から姿を現した。タイミングを計ってレリーズ・オン!だが連写にいつものキレがない。む? 見ると設定が低速に
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なっている。67時代の決め撃ちスキルのお蔭で事なきを得たが、危うく貴重なチャンスでやらかすところであった。
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